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常楽寺柿木田古墳群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91477
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91477
引用表記 出雲市市民文化部文化財課 2021 『出雲市の文化財報告46:常楽寺柿木田古墳群』出雲市教育委員会
出雲市市民文化部文化財課 2021 『常楽寺柿木田古墳群』出雲市の文化財報告46
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書名 常楽寺柿木田古墳群
発行(管理)機関 出雲市 - 島根県
書名かな じょうらくじかきのきだこふんぐん
副書名 一般国道9号(出雲湖陵道路)改築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 出雲市の文化財報告
シリーズ番号 46
編著者名
編集機関
出雲市市民文化部文化財課
発行機関
出雲市教育委員会
発行年月日 20210330
作成機関ID 32203
郵便番号 6930011
電話番号 0853216618
住所 島根県出雲市大津町2760番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 常楽寺柿木田古墳群
遺跡名かな じょうらくじかきのきだこふんぐん
本内順位
遺跡所在地 島根県出雲市湖陵町常楽寺940-5ほか
所在地ふりがな しまねけんいずもしこりょうちょうじょうらくじ940-5ほか
市町村コード 32203
遺跡番号 b74
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 351827
東経(世界測地系)度分秒 1324133
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.3075 132.6925
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20190902-20200207
20200714-20200720
調査面積(㎡)
1500
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
主体部の墓坑
後円部墳丘面の礫敷
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
陶磁器
石器
特記事項 古墳時代前期末~中期初頭頃の前方後円墳。後円部で主体部の墓坑を確認。
要約  常楽寺柿木田古墳群は出雲市湖陵町常楽寺に所在する。常楽寺柿木田1号墳は、これまでの測量調査や試掘確認調査によって前方後円墳である可能性が指摘されてきた。
 今回の常楽寺柿木田1号墳の発掘調査では、後円部や前方部の各箇所で墳丘端部が確認でき、前方部南端は後世の造成で削平されていたが、墳丘幅から勘案すると、最大で全長約35mの前方後円墳であると推定できる。古墳の築造時期は、前期末から中期初頭頃と考えられる。
 後円部上では主体部の墓坑を3基確認した。各墓坑は同一方向に主軸が向けられており、また重複関係はなく、同時期頃に形成された可能性が高い。なお、後円部上の墳丘面においては、盛土上に敷設された礫敷を確認した。
 後円部裾に近い後円部の墳丘面では、非日常的な用途が想定される土師器の手捏ね土器(ミニチュア土器)が出土した。墳丘上で行われた葬送儀礼の痕跡を示す重要な資料として位置づけられる。

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