井辺遺跡,神前遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/96341
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.96341
引用表記 和歌山県文化財センター 2014 『井辺遺跡,神前遺跡』和歌山県文化財センター
和歌山県文化財センター 2014 『井辺遺跡,神前遺跡』
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書名 井辺遺跡,神前遺跡
発行(管理)機関 (公財)和歌山県文化財センター - 和歌山県
書名かな いんべ いせき,こうざき いせき
副書名 都市計画道路松島本渡線(神前南)道路改良工事に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
和歌山県文化財センター
発行機関
和歌山県文化財センター
発行年月日 20141031
作成機関ID
郵便番号 6408301
電話番号 0734726710
住所 和歌山県和歌山市岩橋1263-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 井辺遺跡
遺跡名かな いんべいせき
本内順位 1
遺跡所在地 和歌山県和歌山市井辺・神前
所在地ふりがな わかやまけんわかやましいんべこうざき
市町村コード 302015
遺跡番号 308
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341258
東経(世界測地系)度分秒 1351226
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.216111 135.207222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101014-20110304
20110329-20111005
調査面積(㎡)
650
2667
調査原因 都市計画道路松島本渡線(神前前南)道路改良工事
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
鎌倉
主な遺構
土坑
自然流路
土坑(土坑列)
溝(畝状遺構)
主な遺物
弥生土器
木製品
土師器
須恵器
種実
瓦器
陶器
磁器
特記事項 【井辺遺跡】
弥生時代…特に自然流路から出土した土器群は、遺存状態が良好で当該時期の土器様相を探る点において重要である。
古墳時代…古墳時代前期の土器群は弥生時代終末期との連続性を探る上において重要である。
鎌倉時代…遺物全体の中では、非常に少ない比率を占める。広範囲に生産域が広がるものと考えられる。
遺跡名 神前遺跡
遺跡名かな こうざきいせき
本内順位 2
遺跡所在地 和歌山県和歌山市神前
所在地ふりがな わかやまけんわかやましこうざき
市町村コード 302015
遺跡番号 307
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 341241
東経(世界測地系)度分秒 1351231
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.211388 135.208611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110329-20110909
調査面積(㎡)
1273
調査原因 都市計画道路松島本渡線(神前前南)道路改良工事
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
鎌倉
主な遺構
土坑
自然流路
主な遺物
弥生土器
土師器
瓦器
須恵器
陶器
磁器
特記事項 遺構の大半は、弥生時代後期後半から古墳時代中期と鎌倉時代の溝である。地形との関係から水路の可能性が考えられる。
要約  神前遺跡では、弥生時代から古墳時代にかけての溝10数条と他tに地形、鎌倉時代の溝と耕作跡を検出した。井辺遺跡では、弥生時代後期から古墳時代前期にかけての大量の土器が破棄された溝及び大量の木製品・建築部材を伴う自然流路、古墳時代の畑と考えられる畝状遺構及び土坑列を検出した。
 井辺遺跡の第2次調査地の南から南東部分では、幅10m前後の自然流路を検出しており、南側の井辺遺跡第1次調査においても、この自然流路の延長を検出している。この自然流路は、弥生時代後期には流水状態で機能しており、弥生時代終末期以降に水流が弱まり、滞水状況を呈し、徐々に埋没していったことがうかがえる。最終埋没時期から、古墳時代中期以降には湿地となっていったと推測される。自然流路からは、多量の完形土器とともに、木製品・建築部材が出土しており、集落縁辺部における自然流路の水利用について具体的な材料を提供することとなった。また、自然流路肩部には竪櫛・形代等の祭祀具や、小型丸底土器や手捏ね土器を供献しており、水の祭祀に関わる跡と推定できる。

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