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朝来市 宮ノ谷古墳群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/19262
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.19262
引用表記 公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部 2013 『兵庫県文化財調査報告445:朝来市 宮ノ谷古墳群』兵庫県教育委員会
公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部 2013 『朝来市 宮ノ谷古墳群』兵庫県文化財調査報告445
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ファイル
書名 朝来市 宮ノ谷古墳群
発行(管理)機関 兵庫県教育委員会 - 兵庫県
書名かな あさごし みやのたに こふんぐん
副書名 県道改良事業一般県道檜倉山東線に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書2
巻次 2
シリーズ名 兵庫県文化財調査報告
シリーズ番号 445
編著者名
編集機関
公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部
発行機関
兵庫県教育委員会
発行年月日 20130328
作成機関ID
郵便番号 6508567
電話番号
住所 神戸市中央区下山手通5丁目10番1号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
遺跡調査番号:2010178
所収論文
タイトル 土師器筒形容器について
英語タイトル
著者
岸本 一宏
ページ範囲 15 - 17
NAID
都道府県 兵庫県
時代
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類) 土製品(瓦含む)
学問種別 考古学
テーマ
他の電子リソース
引用表記
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 宮ノ谷古墳群
遺跡名かな みやのたにこふんぐん
本内順位
遺跡所在地 朝来市山東町柊木
所在地ふりがな あさごしさんとうちょうひいらぎ
市町村コード 28225
遺跡番号 740752/740753/740754
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 351745
東経(世界測地系)度分秒 1345233
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.295833 134.875833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101006-20101130
調査面積(㎡)
568
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
宮ノ谷56号墳
宮ノ谷57号墳
宮ノ谷58号墳
主な遺物
鉄刀子
滑石製勾玉
須恵器
特記事項 古墳中~後期-宮ノ谷56号墳主体部は木棺直葬+宮ノ谷57号墳主体部は小石棺+宮ノ谷58号墳主体部は石室
主な時代:古墳中~後期
種別
経塚
時代
中世(細分不明)
主な遺構
経塚1
主な遺物
土師器(筒形容器)
特記事項 中世-石組
要約 本発掘調査の結果、確認調査時に発見された2基の古墳も含めて新たに4基(宮ノ谷55~58号墳)の古墳を確認し、そのうちの3基(56~58号墳)が道路工事範囲内の丘陵斜面に存在していた。宮ノ谷56号墳は墳丘の約1/3が土取りにより削られており、かろうじて木棺直葬の主体部が残存していた。鉄刀子が副葬されたおり、棺内には疎らな礫床が認められた。刀子の型式から5世紀後半~6世紀初頭の古墳時代中期後半~後期初頭頃の築造と推定される。宮ノ谷57号墳は墳丘をほとんど有さないと思われ、箱式石棺を内部主体としていた。石棺の内法長が75㎝と小さく、棺内に小型の滑石製勾玉1点副葬されていたことから、被葬者は女児と思われる。時期は56号墳と同様の古墳時代中期後半~後期初頭頃の築造と推定される。宮ノ谷58号墳は墳丘と石室の大半が破壊され、東半分が斜面下に崩落していた。円形に近い墳形と推定され、横穴式石室または竪穴系横口式石室を内部主体としていた。副葬品は遺存していなかったが、周辺出土土器から古墳時代後期前半の築造と推定される。経塚と想定している遺構は、円形土壙の端に酔った位置に石組みがなされ、内部に土師器筒形容器を納めたもので、調査時にはかなり破壊を受けていた。土師器筒型容器は丹後地域を中心に但馬地域でも認められるもので、中世前期と推定される。

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