浪速東遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/141770
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.141770
引用表記 一般財団法人大阪市文化財協会 2023 『浪速東遺跡発掘調査報告』一般財団法人大阪市文化財協会
一般財団法人大阪市文化財協会 2023 『浪速東遺跡発掘調査報告』
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書名 浪速東遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 (一財)大阪市文化財協会 - 大阪府
書名かな なにわひがしいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 浪速区浪速東三丁目における建設工事に伴う発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
一般財団法人大阪市文化財協会
発行機関
一般財団法人大阪市文化財協会
発行年月日 20230331
作成機関ID 27100
郵便番号 5400006
電話番号 06694368333
住所 大阪府大阪市中央区法円坂1-6-41
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 浪速東遺跡
遺跡名かな なにわひがしいせき
本内順位
遺跡所在地 大阪市浪速区浪速東3丁目
所在地ふりがな おおさかしなにわくなにわひがし3ちょうめ
市町村コード 27111
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343918
東経(世界測地系)度分秒 1352922
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.655 135.489444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20211124-20220217
調査面積(㎡)
408
調査原因 市営住宅の建て替え
遺跡概要
種別
田畑
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
水路
主な遺物
土師器
須恵器
瓦器
瓦質土器
陶磁器
杮経
管状土錘
銭貨
碁石
金属製品
特記事項
要約  浪速東遺跡は難波浜堤平野(難波砂堆)の西部、大阪海岸低地に立地した遺跡である。本遺跡は弥生時代末~古墳時代前期には浜堤の内側の潟湖~塩湿地の中にあり、まだ離水していなかった。その浜堤は、難波浜堤平野をつくる浜堤列の最外側に位置し、旧難波村から北津守に至るもので、古墳時代前期には形成され、浜堤内側の潟湖~塩湿地は、
古代末頃には概ね離水した。
 中世中頃に浜堤に直交するように水路(SD501)が掘削された。SD501は当該地の排水を目的とし、横断した浜堤には水門があったと推測される。SD501は度々浚渫されたが、埋土の下部(第6di-ii層)には、杮経が捨てられていた。この杮経はスギの薄板製の経木に「仏説阿弥陀経」を写経した一部である。その特徴は15世紀半ば以前の古い形式をもつ。
 SD501が埋まった中世末頃には、当該地一帯は畠として耕起された。畠の畝方向はSD501とほぼ一致する。近世・近代も、畠が継続して耕起され続けた。向きや区画も前代と基本的に変化はなかった。その後の都市化への変化は、近代の井戸の埋土により推定される。

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