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瓜破北遺跡Ⅱ

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/17726
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.17726
引用表記 大阪府教育委員会 2013 『大阪府埋蔵文化財調査報告2013-2:瓜破北遺跡Ⅱ』大阪府教育委員会
大阪府教育委員会 2013 『瓜破北遺跡Ⅱ』大阪府埋蔵文化財調査報告2013-2
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書名 瓜破北遺跡Ⅱ
発行(管理)機関 大阪府教育庁 - 大阪府
書名かな うりわりきたいせき に
副書名 府営瓜破東一丁目住宅建替え工事に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 大阪府埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 2013-2
編著者名
編集機関
大阪府教育委員会
発行機関
大阪府教育委員会
発行年月日 20131227
作成機関ID 27000
郵便番号 5408571
電話番号 0669410351
住所 大阪府大阪市中央区大手前2丁目
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 瓜破北遺跡
遺跡名かな うりわりきたいせき
本内順位
遺跡所在地 大阪府大阪市平野区瓜破東1丁目
所在地ふりがな おおさかふおおさかしひらのくうりわりひがし1ちょうめ
市町村コード 27126
遺跡番号 125
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343630
東経(世界測地系)度分秒 1353328
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.608333 135.557777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110711-20120223
調査面積(㎡)
1068
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
その他
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
弥生土器
石包丁
特記事項 弥生~庄内式期

主な時代:弥生から庄内式期
種別
集落
その他
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
準構造船部材
箱型木製品
刀型木製品
鎗方木製品
垂木
鉄製刀子
円筒埴輪
土師器
特記事項 準構造船の部材が大量に出土した。
種別
集落
その他
時代
古代(細分不明)
主な遺構
主な遺物
土師器
須恵器
土錘
特記事項
要約  今回の調査区は、瓜破台地北東部とその東側の開析谷である西谷部に広がる範囲である。瓜破台地直上面では、台地縁辺部を弧状に巡る2条の溝を検出した。南西部の台地中央部に営まれたと推定される集落の導水路の役割を果たしていたとみられ、最終的には、弥生時代後期末から庄内式期まで機能していたといえる。
 瓜破台地が西谷へと傾斜する地点で、6世紀前半の準構造船部材が大量に出土した。台地の裾部近辺で、船材を再利用するために解体作業をおこなった跡とみられる。再利用しなかった船べり部・仕切板・船先端部等の部位や、再加工時に生じた破片が、現地に残された可能性が高い。これらの部材は、古墳時代後期の準構造船の構造を考える上での貴重な資料といえる。この船を用いて、河内湖や周辺河川での漁撈、人や物資の運搬に活用していたとともに、外洋を航海していた可能性も考えられる。河内湖南岸に位置する瓜破北遺跡の歴史的な位置付けを示唆するものと考えられる。
 6世紀前半の円筒埴輪の中には基底部が完存しているものもあり、調査区に近い西側の台地上に古墳が築造されていたとみられる。

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