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池島・福万寺遺跡9

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65580
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.65580
引用表記 財団法人大阪府文化財センター 2009 『財団法人大阪府文化財センター調査報告書196:池島・福万寺遺跡9』財団法人大阪府文化財センター
財団法人大阪府文化財センター 2009 『池島・福万寺遺跡9』財団法人大阪府文化財センター調査報告書196
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書名 池島・福万寺遺跡9
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな いけしま ふくまんじ いせき9
副書名 一級河川恩智川治水緑地建設に伴う発掘調査報告書(池島2期地区02-1調査区・06-2調査区)
巻次 9
シリーズ名 財団法人大阪府文化財センター調査報告書
シリーズ番号 196
編著者名
編集機関
財団法人大阪府文化財センター
発行機関
財団法人大阪府文化財センター
発行年月日 20091228
作成機関ID
郵便番号 5900105
電話番号 0722998791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
奥付: 東大阪市池島町・八尾市福万寺町
所収論文
所収遺跡
遺跡名 池島・福万寺遺跡9
遺跡名かな いけしま・ふくまんじいせき9
本内順位
遺跡所在地 大阪府東大阪市池島町地内
所在地ふりがな おおさかふひがしおおさかしいけしまちょうちない
市町村コード 27227
遺跡番号 93
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343856
東経(世界測地系)度分秒 1353743
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.648888 135.628611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20020603-20040227
20061006-20080430
調査面積(㎡)
4371
2406
調査原因 一級河川恩智川治水緑地の建設
遺跡概要
種別
田畑
時代
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
島畠
ピット
主な遺物
陶磁器
瓦器
土師器
須恵器
銭貨
特記事項 条里型水田の変遷と土地利用の推移
種別
田畑
時代
古墳
主な遺構
土坑
ピット
畦畔
主な遺物
土師器
須恵器
小形仿製鏡
特記事項
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
土坑
ピット
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 微高地上に溝・土坑・ピット
種別
田畑
時代
弥生
主な遺構
大畦畔
畦畔
主な遺物
弥生土器
石鏃
特記事項 弥生時代の地形変遷と各時期の水田の変遷
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
土坑
ピット
主な遺物
弥生土器
石鏃
石庖丁
魚類遺存体
特記事項 微高地上に溝・土坑・ピット
種別
その他
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器
特記事項 水田経営以前の景観
要約  当遺跡における発掘調査は、1981年に発掘調査が開始され、現在も継続中である。既往の調査において、条里地割の変遷や、古墳時代~弥生時代前期中頃の水田面などの農耕関連遺構と古墳時代の初頭~前期および古墳時代中期後半~後期にかけての集落関連遺構などが重層的に検出されている。
 今回の調査は、縄文時代から弥生時代にかけての堆積物が非常に厚く、古墳時代以降の堆積が各時期の人為的行為によって大きく削平を受けており、東の06-2調査区ほど遺存状況が悪かった。しかし、これまでの各調査区同様に池島地区の基本的な遺構面が確認された。特筆されるのは、06-2調査区の水田部分と考えられる位置から小形仿製鏡がみつかっている。遺構については確認できなかったが、興味深い。また、弥生時代の各面については、従来からの各面の水田遺構のほかに特筆すべき成果があがっている。それは06-2調査区東端部の第13面で、同時期の集落域と考えられる遺構群が確認されていることである。遺構は、土坑・ピット多数を確認し、出土土器は少ないものの、一部の土坑からは魚類の骨なども確認されている。これまで、当遺跡内では弥生時代の居住域が確認された例は無く、今後の池島Ⅱ期調査の中で、これがどのように広がるのか興味深い。

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