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津田遺跡Ⅱ

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65586
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.65586
引用表記 財団法人大阪府文化財センター 2010 『財団法人大阪府文化財センター調査報告書200:津田遺跡Ⅱ』財団法人大阪府文化財センター
財団法人大阪府文化財センター 2010 『津田遺跡Ⅱ』財団法人大阪府文化財センター調査報告書200
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書名 津田遺跡Ⅱ
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな つだ いせき に
副書名 一般国道1号バイパス(大阪北道路)・第二京阪道路建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次 2
シリーズ名 財団法人大阪府文化財センター調査報告書
シリーズ番号 200
編著者名
編集機関
財団法人大阪府文化財センター
発行機関
財団法人大阪府文化財センター
発行年月日 20100331
作成機関ID
郵便番号 5900105
電話番号 0722998791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 津田遺跡
遺跡名かな つだいせき
本内順位
遺跡所在地 大阪府枚方市津田南町1・2丁目他
所在地ふりがな おおさかふひらかたしつだみなみまち
市町村コード 27210
遺跡番号 63
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344801
東経(世界測地系)度分秒 1354223
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.800277 135.706388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20080620-20090529
調査面積(㎡)
3826
調査原因 一般国道1号バイパス(大阪北道路)・第二京阪道路建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
主な遺物
ナイフ形石器
特記事項
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
長原式土器
特記事項
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
弥生土器
石包丁
特記事項
種別
集落
時代
飛鳥白鳳
奈良
主な遺構
土坑
落ち込み
主な遺物
塼仏
鋳型
須恵器
特記事項 火頭形三尊塼仏出土
種別
時代
平安
主な遺構
火葬墓
主な遺物
灰釉陶器
須恵器
特記事項
種別
集落
製鉄
時代
鎌倉
主な遺構
鍛冶工房
石群
主な遺物
輸入陶磁器
短刀
鉄釘
焼土塊
瓦器
土師器
特記事項 青磁碗2点と皿3点出土
種別
社寺
時代
安土桃山
主な遺構
礎石建物
石仏列
主な遺物
青銅製品
石仏
特記事項 懸仏 鏡像 阿弥陀如来
要約  旧石器時代以降の遺物と、飛鳥時代から安土桃山時代までの各時代の遺構を検出した。なかでも、次の各時代の遺構・遺物が重要である。
 飛鳥時代~奈良時代では、落ち込みや包含層から出土した火頭形三尊塼仏、小形独尊塼仏、鋳型が特筆される。須恵器をはじめ、土師器や瓦も出土した。
 平安時代では、3基の火葬墓を調査した。3基とも土器は、口縁部が打ち欠かれ、逆位に据えられていた。いずれも9世紀から10世紀前半の所産で、尾張、播磨、美濃といった他地域産である点に注意を要する。
 鎌倉時代は遺構の最も多い時期である。青磁碗2点、青磁皿3点、瓦器椀1点、鉄製短刀1振、鉄釘などの一括遺物を伴った墓や、床面に大石や炉のある竪穴などを検出した。さらに、溝や多くの石を使って構築された遺構も調査した。
 安土桃山時代には、寺と推定される礎石建物がある。多量の瓦に加え、懸仏尊像部や線刻十一面観音鏡像などの青銅製品も出土した。阿弥陀如来の石仏列もみられた。
 以上のように、各時代において宗教や埋葬に関連の深い遺構・遺物を調査した。
 

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