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太井遺跡・余部日置荘遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65585
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.65585
引用表記 財団法人大阪府文化財センター 2010 『財団法人大阪府文化財センター調査報告書199:太井遺跡・余部日置荘遺跡』財団法人大阪府文化財センター
財団法人大阪府文化財センター 2010 『太井遺跡・余部日置荘遺跡』財団法人大阪府文化財センター調査報告書199
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書名 太井遺跡・余部日置荘遺跡
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな たい いせき・あまべ ひきしょう いせき
副書名 大阪府営水道中期整備事業「バイパス送水管布設工事」に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 財団法人大阪府文化財センター調査報告書
シリーズ番号 199
編著者名
編集機関
財団法人大阪府文化財センター
発行機関
財団法人大阪府文化財センター
発行年月日 20100331
作成機関ID
郵便番号 5900105
電話番号 0722998791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 太井遺跡
遺跡名かな たいいせき
本内順位 1
遺跡所在地 大阪府堺市美原区太井
所在地ふりがな おおさかふさかいしみはらくたい
市町村コード 271471
遺跡番号 454
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343233
東経(世界測地系)度分秒 1353321
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.5425 135.555833
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090707-20090930
調査面積(㎡)
378
調査原因 大阪府営水道中期整備事業バイパス送水管布設工事
遺跡概要
種別
集落
田畑
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
落ち込み
主な遺物
青磁碗(龍泉窯)
瓦器椀
土師器皿
炉壁
特記事項 西除川谷底平野部分
種別
集落
田畑
時代
古代(細分不明)
主な遺構
主な遺物
黒色土器椀
特記事項 西除川谷底平野部分
種別
集落
田畑
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
須恵器蓋杯
特記事項 西除川谷底平野部分
遺跡名 余部日置荘遺跡
遺跡名かな あまべひきしょういせき
本内順位 2
遺跡所在地 大阪府堺市東区日置荘原寺町
所在地ふりがな おおさかふさかいしひがしくひきしょうはらでらまち
市町村コード 271438
遺跡番号 184
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 343214
東経(世界測地系)度分秒 1353235
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.537222 135.543055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090707-20090930
調査面積(㎡)
356
調査原因 大阪府営水道中期整備事業バイパス送水管布設工事
遺跡概要
種別
集落
田畑
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
水田
土坑
小溝群
主な遺物
青磁碗(同安窯)
瀬戸・美濃系陶器
東播系須恵器鉢
瓦器椀・皿
土師器羽釜・甕・杯・皿
銭(元豊通寶・模鋳銭)
炉壁
羽口?
鋳型?
特記事項 16世紀後半頃および、13~14世紀頃
種別
集落
田畑
時代
奈良
平安
主な遺構
土坑
主な遺物
黒色土器椀
須恵器杯
土師器皿
特記事項 8~9世紀中心
平安時代?の底部に静止・回転糸切り痕を残す土師器片有り
種別
その他
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
須恵器蓋杯
円筒埴輪片
特記事項
種別
その他
時代
弥生
主な遺構
主な遺物
サヌカイト剥片
特記事項
種別
その他
時代
旧石器
縄文
主な遺構
主な遺物
サヌカイト剥片
特記事項
要約  今回の太井遺跡09-1調査区は、遺跡西端部分の調査で、過去に(財)大阪文化財センターにより行われた阪和自動車道部分調査(『太井遺跡』)K地区南側に位置する。西除川谷底平野部分であり、中世以降になり積極的な活動痕跡が見られるようになる。
 一方の、余部日置荘遺跡09-1調査区は、遺跡西部の中位段丘面上、過去に(財)大阪文化財センターにより行われた阪和自動車道部分調査(『日置荘遺跡』)J地区南側に位置する。調査では、古代(8世紀頃)以降の中位段丘面上開発の変遷を追うことができた。遺跡内で多数確認されている轍が、今回の調査でも確認でき、西に隣接する谷地形埋没にかかわると推測される。また、この谷地形埋没と関連すると思われる。8世紀頃の用水路が確認でき、延長は上記調査J地区の溝に連続する。溝は9世紀には埋没し、隣接調査地では10世紀前後の集落も確認されているが、今回の調査地では以後しばらくの様相が不明である。その後、遺跡内では11世紀頃から遺構・遺物とも目立ち始め、13世紀の爆発的増加となる。今回の調査では、この13世紀以降の開発に伴うと思われる遺構が確認できた。以後は、連続的に耕作が行われていたと推測される。
 

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