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吹田操車場遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/65648
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.65648
引用表記 公益財団法人大阪府文化財センター 2015 『公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書262:吹田操車場遺跡』公益財団法人大阪府文化財センター
公益財団法人大阪府文化財センター 2015 『吹田操車場遺跡』公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書262
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書名 吹田操車場遺跡
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな すいた そうしゃじょう いせき
副書名 吹田市新市民病院移転建替事業に伴う吹田操車場遺跡発掘調査報告書
巻次 11
シリーズ名 公益財団法人大阪府文化財センター調査報告書
シリーズ番号 262
編著者名
編集機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行年月日 20151228
作成機関ID
郵便番号 5900105
電話番号 0722998791
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 吹田操車場遺跡
遺跡名かな すいたそうしゃじょういせき
本内順位
遺跡所在地 大阪府吹田市芝田町地内
所在地ふりがな おおさかふすいたししばたちょうちない
市町村コード 27205
遺跡番号 73
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344637
東経(世界測地系)度分秒 1353219
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.776944 135.538611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20141001-20150430
調査面積(㎡)
8948
調査原因 吹田市新市民病院移転建替事業
遺跡概要
種別
集落
田畑
時代
弥生
古代(細分不明)
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
ピット
土坑
井戸
木棺墓
土壙墓
落込み
主な遺物
弥生土器
須恵器
土師器
黒色土器
灰釉陶器
緑釉陶器
青磁
白磁
瓦質土器
瓦器
銭貨
石鏃
砥石
温石
碁石
特記事項 ・弥生時代以降の谷
・古代の集落
・中世の集落・田畠
要約  今回の調査では、弥生時代に形成された流路状の谷とその周囲に展開する3箇所の微高地上に古代および古代末から中世の集落域を検出した。まず、古代の集落域では区画溝で囲まれた中に正方位を主軸にもつ掘立柱建物群と、その周辺に西に頭位をもつ木棺墓や土壙墓が検出された。また、集落域の縁辺部では古代の遺物を伴う井戸が検出された。さらに、調査地の近隣に所在する七尾瓦窯で焼成された瓦片が出土した土坑も検出した。
 一方、古代末から中世の集落域においては、古代との建物とは方向を違えて掘立柱建物や木棺墓並びに土壙墓が検出された。
 谷部においても弥生土器をはじめ、古墳時代から中世にかけての遺物が出土したことから、調査地の周辺に弥生時代や古墳時代の遺構の存在が推察された。
 以上、微高地上において古代および古代末から中世の2時期の集落が、建物の方向を違える形で検出されたことは、土地利用に大きな変化があったことを窺わせる資料となった。

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