伊加賀遺跡2・伊加賀古墳群2

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/143134
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.143134
引用表記 公益財団法人大阪府文化財センター 2024 『公益財団法人大阪府文化財センター335:伊加賀遺跡2・伊加賀古墳群2』公益財団法人大阪府文化財センター
公益財団法人大阪府文化財センター 2024 『伊加賀遺跡2・伊加賀古墳群2』公益財団法人大阪府文化財センター335
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書名 伊加賀遺跡2・伊加賀古墳群2
発行(管理)機関 大阪府文化財センター - 大阪府
有償頒布・配布ページ https://www.occh.or.jp/?s=book
※ 有償頒布・配布していない場合もあります
書名かな いかがいせき2・いかがこふんぐん2
副書名 京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名 公益財団法人大阪府文化財センター
シリーズ番号 335
編著者名
編集機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行機関
公益財団法人大阪府文化財センター
発行年月日 20241227
作成機関ID
郵便番号 5900105
電話番号
住所 大阪府堺市南区竹城台3丁21番4号
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 伊加賀遺跡
遺跡名かな いかがいせき
本内順位
遺跡所在地 大阪府枚方市伊加賀本町・伊加賀寿町地内
所在地ふりがな おおさかふひらかたしいかがほんまち・いかがことぶきまちちない
市町村コード 27210
遺跡番号 86
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344821
東経(世界測地系)度分秒 1353811
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.805833 135.636388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20230801-20240229
調査面積(㎡)
540
調査原因 京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
鎌倉
主な遺構
竪穴建物
井戸
土坑
ピット
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
韓式系土器
木製品
黒色土器
緑釉陶器
輸入磁器
国産陶器
特記事項 古墳時代中期の乾式系土器が多量に出土
要約 弥生時代後期から中世にかけての遺構を検出した。特に、古墳時代中期の谷からは、朝鮮半島の栄山江流域やその周辺に系譜が求められる「韓式系土器」が大量に出土した。このことから、古墳時代中期に伊加賀遺跡周辺では、渡来人による活動が活発であったことが明らかとなった。
古代では奈良時代の掘立柱建物と井戸、平安時代の掘立柱建物を検出した。伊加賀遺跡は、『行基年譜』に記載がある「救(枚の誤字か)方院」と「萬田尼院」の比定地である。今回検出した奈良時代の掘立柱建物は奈良時代中頃のもので、救方院などとの直接的な関連は不明であるが、何らかの関係を想定しておく必要がある。
中世には13世紀後半に土地区画の大きな改変があった可能性が高い。その背景には、伊加賀郷地頭に新たに補任された鎌倉御家人の土屋氏との関連が想定される。 

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