梶子遺跡16次

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/129541
引用表記 浜松市教育委員会他 2015 『梶子遺跡16次』浜松市教育委員会他
浜松市教育委員会他 2015 『梶子遺跡16次』
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書名 梶子遺跡16次
発行(管理)機関 浜松市 - 静岡県
書名かな かじこいせき
副書名
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
浜松市教育委員会
浜松市市民部文化財課
発行機関
浜松市教育委員会
浜松市市民部文化財課
発行年月日 20150331
作成機関ID 22310
郵便番号 4308652
電話番号 0534572466
住所 静岡県浜松市中区元城町103-3
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 梶子遺跡 第16次
遺跡名かな かじこいせき
本内順位 1
遺跡所在地 静岡県浜松市中区南伊場町
所在地ふりがな しずおかけんはままつしなかくみなみいばちょう
市町村コード 22131
遺跡番号 1-04-11
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 344158
東経(世界測地系)度分秒 1374228
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 34.699444 137.707777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20130401-20140319
調査面積(㎡)
4754
調査原因 工場建替工事に伴う埋蔵文化財発掘調査
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
奈良
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
礫群
竪穴建物
掘立柱建物
土坑
井戸
建物集積
畦畔
水田面
主な遺物
縄文土器
弥生土器
古式土師器
須恵器
土師器
灰釉陶器
土師質土器
中世陶器
墨書土器
土製品
石器
石製品
金属製品
木製品
ガラス製品
特記事項 弥生時代後期の掘立柱建物、環濠、井戸、水田面などを確認。遺物は、環濠内のE区周辺から多量の土器のほか、赤採鉢、小型品、鳥型土器、ガラス小玉などが出土。
要約  梶子遺跡は、伊場遺跡群を構成する遺跡のひとつで、遺跡群のほぼ中央に位置する縄文時代から近世に至る複合遺跡である。遺跡の中心的な時期は弥生時代後期で、これまでに当該期の環濠集落がみつかっており、おおよその集落範囲などが判明している。今回の調査地点は10箇所(A~J区)でこのうちB区を除く全ての調査区が環濠集落の内部やその周辺に位置する。
 今回の調査では、環濠の東側から北側へ続く境界を確認した。検出した環濠は3地点で、遺構埋土から多量の完形土器が出土している。また、E区周辺で大型の掘立柱建物が検出され、赤彩土器や小型品などの特殊遺物が出土しており、当地点は環濠内にあってもこれまで調査されてきた環濠周辺の状況とは異なった様相を窺わせる。この他、環濠外の低地では、A区南側に広がる水田、F区では丸太くり抜き材を使用した井戸を確認した。
 弥生時代以降の調査成果としては、古墳時代前期の井戸からS字甕を中心とした一括性の高い古式土師器、古代(10世紀前半)の井戸から灰釉陶器や墨書土器が出土している。墨書土器は「大」や「有」などの文字が記されている。

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