中角遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/33071
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.33071
引用表記 福井県教育庁埋蔵文化財調査センター 2010 『福井県埋蔵文化財調査報告110:中角遺跡』福井県教育庁埋蔵文化財調査センター
福井県教育庁埋蔵文化財調査センター 2010 『中角遺跡』福井県埋蔵文化財調査報告110
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書名 中角遺跡
発行(管理)機関 福井県埋蔵文化財調査センター - 福井県
書名かな なかつのいせき
副書名 九頭竜川等河川改修事業に伴う調査
巻次 3(2・3区上層編)
シリーズ名 福井県埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 110
編著者名
編集機関
福井県教育庁埋蔵文化財調査センター
発行機関
福井県教育庁埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20100331
作成機関ID 180009
郵便番号 9102152
電話番号 0776413644
住所 福井県福井市安波賀町4-10
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 中角遺跡
遺跡名かな なかつのいせき
本内順位 1
遺跡所在地 福井県福井市中角町
所在地ふりがな ふくいけんふくいしなかつのちょう
市町村コード 18201
遺跡番号 01076
北緯(日本測地系)度分秒 360603
東経(日本測地系)度分秒 1361218
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.104 136.2021
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19960715-20040826
調査面積(㎡)
7740
調査原因
遺跡概要
種別
時代
古代(細分不明)
主な遺構
遺構なし
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 遺構・遺物とも中世主体。上流側のみ遺構密度が高く下流側は散漫
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物
井戸
主な遺物
土師質皿
陶磁器
石製品(硯・砥石・宝篋印塔・五輪塔ほか)
鉄製品(短刀・庖丁・鍋)
銅銭
漆器(片口・椀・皿)
特記事項
要約  中角遺跡は奈良・平安時代および中世(上層)と、弥生・古墳時代(下層)の2つの遺構面を持つ。遺跡内に所在する字多知地籍は、中世城館跡『中角館跡』に比定されている。
 平成8~10年度調査区では、多数の遺構をはじめ、複数の掘割が交錯する大規模な土地区画を検出した。平成12・13年度調査区域以降は掘割がほとんど見られず、遺構も散漫である。また、平成14~16年度調査区では、古代の畑の畝跡と見られる遺構を検出した。地区によって検出遺構の密度や内容に偏向があり、集落内の土地利用の有様を示す興味深い成果である。特に中世においては、水路網の整備による物流拠点の構築を意図していた可能性が高いと考えられる。

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