長崎遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132456
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132456
引用表記 福井県教育庁埋蔵文化財調査センター 2023 『福井県埋蔵文化財調査報告181:長崎遺跡』福井県教育庁埋蔵文化財調査センター
福井県教育庁埋蔵文化財調査センター 2023 『長崎遺跡』福井県埋蔵文化財調査報告181
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書名 長崎遺跡
発行(管理)機関 福井県埋蔵文化財調査センター - 福井県
書名かな ながさきいせき
副書名 北陸新幹線建設事業に伴う調査10
巻次
シリーズ名 福井県埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 181
編著者名
編集機関
福井県教育庁埋蔵文化財調査センター
発行機関
福井県教育庁埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20230310
作成機関ID
郵便番号 9188226
電話番号 0776537977
住所 福井県福井市大畑町97ー21ー3
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 長崎遺跡
遺跡名かな ながさきいせき
本内順位
遺跡所在地 福井県坂井市丸岡町長崎
所在地ふりがな ふくいけんさかいしまるおかちょうながさき
市町村コード 18210
遺跡番号 13036
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 360838
東経(世界測地系)度分秒 1361509
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.143888 136.2525
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160901-20170331
調査面積(㎡)
2850
調査原因 記録保存調査
遺跡概要
種別
集落
時代
鎌倉
南北朝
室町
主な遺構
掘立柱建物
道路遺構
柵列
井戸
土坑
主な遺物
土師質皿
越前焼
珠洲焼
瀬戸焼
瓦質土器
輸入陶磁器
木製品
石製品
金属製品
山茶碗
特記事項 調査区両端に「城」の防御と「寺」を区切る旧河川があり、その中に区画溝と道路遺構を確認し、それに伴う掘立柱建物・井戸等を検出した。遺物に生活財のほか喫茶の風習を示すものや人々の往来を示す狭域流通品を認め
るなど、遺跡の性格を示す遺構や遺物がみられる。
要約  長崎遺跡は福井県坂井市丸岡町長崎に立地する遺跡で、長崎称念寺を中心に展開する。
 今回の調査区は北・南端を旧河川に挟まれた微高地上に位置し、掘立柱建物2棟と道路遺構・柵列、井戸、土坑、溝等を検出した。井戸は構造に富む井戸側が良好に残る。遺構は北調査区に掘立柱建物や土坑、南調査区に井戸が多い傾向にあり、土地利用の一端を如実に表す。なお旧河川は「寺」の防御と「寺」を区切る性格を合わせ持つ。
 遺物には土器・陶磁器、木製品、石製品、金属製品等の生活財、喫茶の風習を示す瓦質風炉や人々の往来を示す狭域流通品の山茶碗等を認める。また、輸入陶磁器の染付が微量な点は、遺跡の下限が15 世紀末葉であることを示す。

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