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特別史跡一乗谷朝倉氏遺跡発掘調査報告

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/140345
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.140345
引用表記 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館 2020 『特別史跡一乗谷朝倉氏遺跡発掘調査報告』福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館 2020 『特別史跡一乗谷朝倉氏遺跡発掘調査報告』
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書名 特別史跡一乗谷朝倉氏遺跡発掘調査報告
発行(管理)機関 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館 - 福井県
書名かな とくべつしせきいちじょうだにあさくらしいせきはっくつちょうさほうこく
副書名 第40次調査
巻次 17
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
発行機関
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
発行年月日 20200325
作成機関ID
郵便番号 9102152
電話番号 0776412301
住所 福井県福井市安波賀町4-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 一乗谷朝倉氏遺跡 第40次
遺跡名かな いちじょうだにあさくらしいせき
本内順位
遺跡所在地 福井市城戸ノ内町字奥間野
所在地ふりがな ふくいしきどのうちあざおくまの
市町村コード 18210
遺跡番号 史31
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
調査期間
19800701-19811013
調査面積(㎡)
3000
調査原因 環境整備に伴う発掘調査
遺跡概要
種別
集落
社寺
時代
室町
戦国
主な遺構
道路
礎石建物
井戸
石積施設
主な遺物
越前焼
土師質皿
瀬戸・美濃焼
中国製陶磁器
金属製品
木製品
石製品
ガラス皿
油煙墨
特記事項 石積施設から「金隠」が出土し、便所と確定。北国船模型、ガラス皿、油煙墨などが出土。
要約 第40次発掘調査地は、福井市城戸ノ内町字奥間野地係に所在する。
当地区ならびに隣接する赤渕•吉野本地区は武家屋敷・寺院•町屋等の遺構が良好に残り、全面的な発掘調査の結果、一乗谷の町の様相が最も解明された地区の一つとなっている。当調査以前には、西側の山裾に比較的大区画の寺院、東側の一乗谷川沿いに南北の幹線道路を基準に展開する小区画の屋敷群の存在が判明していた。これらの調査結果を受け、当調査では南北道路の行方や、町屋と考えられる小規模な屋敷跡の構造ならびに町割の変遷の追求に主眼を置いた。
調査の結果、少なくとも4期にわたる遺構面を検出し、寺院や武家屋敷と考えられる比較的大規模な区画が町屋と考えられる小規模の区画に分割、蚕食されていく町割の変遷過程をとらえることができた。遺物では、石積施設から金隠が出上し、それが便所であるとの確証に至った。その他、油煙愚やガラス皿、北国船の模型など、それまで出土例のない、あるいは極めて少ない遺物が出土した。

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