三日市A遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/141941
DOI 二次元コード
二次元コードダウンロード
※二次元コードが有効化するまでにPDFの登録から2週間程度かかる場合があります。
DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.141941
引用表記 野々市市教育委員会 2017 『北西部土地区画整理事業に係る埋蔵文化財発掘調査報告書14:三日市A遺跡』野々市市教育委員会
野々市市教育委員会 2017 『三日市A遺跡』北西部土地区画整理事業に係る埋蔵文化財発掘調査報告書14
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=昌宏|last=田村|title=三日市A遺跡|origdate=2017-02-24|date=2017-02-24|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/141941|doi=10.24484/sitereports.141941|series=北西部土地区画整理事業に係る埋蔵文化財発掘調査報告書|volume=14}} 閉じる
ファイル
※モバイル対応のPDFは解像度を下げているため、画像が粗く文章が読みにくい場合があります。
書名 三日市A遺跡
発行(管理)機関 野々市市 - 石川県
書名かな みっかいちAいせき
副書名
巻次 9
シリーズ名 北西部土地区画整理事業に係る埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号 14
編著者名
編集機関
野々市市教育委員会
発行機関
野々市市教育委員会
発行年月日 20170224
作成機関ID 17344
郵便番号 9218510
電話番号
住所
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 三日市A遺跡 第14 15 25 29 35 39 40 41次
遺跡名かな みっかいちAいせき
本内順位
遺跡所在地 野々市市二日市町、三日市町
所在地ふりがな ののいちしふつかいちまち、みっかいちまち
市町村コード 17344
遺跡番号 1202000
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363209
東経(世界測地系)度分秒 1363530
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.535833 136.591666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20031003-20040330
20040601-20050214
20060412-20061202
20070412-20080221
20100510-20101130
20100901-20101014
20110511-20111128
調査面積(㎡)
5534
7771
1052
2660
1160
3761
483
7858
調査原因
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古代(細分不明)
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴建物
布堀建物
掘立柱建物
井戸
道路状遺構
主な遺物
縄文土器
弥生土器
須恵器
中世土師器
中世陶磁器
鉄製鍬鋤先
砥石
石臼
銅銭
特記事項
要約  本遺跡は、縄文時代晩期、弥生時代後期、古代、中世の遺跡である。
 縄文時代は各調査区において、縄文時代晩期を中心とした土器片が散在して見つかっているが、遺構は確認できなかった。当該地は、集落から外れた野営地のような箇所にあたると考えられる。
 弥生時代は、後期後半の集落跡を確認しており、第14次調査区で竪穴建物と布堀建物、第39次調査区で竪穴建物を検出している。第14次及び第39次調査区の北方には、二日市イシバチ遺跡が所在する。この遺跡からは、弥生時代後期後半から古墳時代初頭にかけての竪穴建物57棟、掘立柱建物等32棟見つかっていることから、当該時期の中心集落であったと思われ、今回発見した第14次・第39次調査区で見つかった竪穴建物などは、その集落の一端にあたると推測する。
 古代は第41次調査区で最大幅約 3 m、深さ約70㎝の南北溝SD8と、この溝から東方に 2 間× 2 間の掘立柱建物SB1~3を確認した。第41次調査区より南方には古代北陸道跡が北東―南西方向で通っており、道路沿いには大型掘立柱建物などが有する集落跡が存在する。第41次調査区のSB1~3は集落内にある倉庫と想定し、大溝SD8は集落に関わる排水溝や境界溝と推測する。
 中世は本報告のほぼ全域で遺構・遺物を確認しており、14~15世紀を中心とした集落跡が存在したことが判明している。第14次調査区Ⅴ~Ⅷ区、第35次調査区Ⅰ区、第39次調査区Ⅰ区、第41次調査区Ⅱ・Ⅳ区の一帯は、14世紀を主体とする集落、第15次調査区D・G区は15世紀を中心とした集落の中心部にあたる。
 14世紀のおける集落内の宅地は、溝によって広い範囲で区画された中に掘立柱建物、竪穴状遺構、井戸が散在的に設営される散村の様相を示す。15世紀以降になると掘立柱建物、竪穴状遺構などの主要遺構は、同一箇所に何回も建替えを施し、集落は集村化する。また、第39次調査区Ⅰ区では土師器皿が大量に見つかっており、その出土状況の様相から本次調査区は、信仰対象とした場であったと推定する

関連文化財データ一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加
詳細ページ表示回数 : 293
ファイルダウンロード数 : 112

全国のイベント

>> 確認する

外部出力

BibTeX
TSV
JSON