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石川県金沢市 小立野四丁目遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/81959
引用表記 金沢市埋蔵文化財センター 2013 『金沢市文化財紀要 286:石川県金沢市 小立野四丁目遺跡』金沢市
金沢市埋蔵文化財センター 2013 『石川県金沢市 小立野四丁目遺跡』金沢市文化財紀要 286
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ファイル
書名 石川県金沢市 小立野四丁目遺跡
発行(管理)機関 金沢市 - 石川県
書名かな いしかわけんかなざわし こだつのよんちょうめいせき
副書名 天徳院前田家墓所
巻次
シリーズ名 金沢市文化財紀要
シリーズ番号 286
編著者名
編集機関
金沢市埋蔵文化財センター
発行機関
金沢市
発行年月日 20130329
作成機関ID 17201
郵便番号 9200374
電話番号 0762692451
住所 石川県金沢市上安原南60番
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 小立野四丁目遺跡
遺跡名かな こだつのよんちょうめいせき
本内順位
遺跡所在地 石川県金沢市小立野4丁目
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしこだつの4ちょうめ
市町村コード 17201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363307
東経(世界測地系)度分秒 1364042
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.551944 136.678333
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100726-20100818
調査面積(㎡)
400
調査原因 小学校改築
遺跡概要
種別
時代
江戸
主な遺構
堀跡
主な遺物
陶磁器類
特記事項 4代藩主光高墓の堀を検出
要約  本書は石川県金沢市小立野四丁目に所在する小立野四丁目遺跡の発掘調査報告書である。小立野四丁目遺跡は金沢市立小立野小学校増改築工事に先立ち平成22年に金沢市埋蔵文化財センターが発掘調査を実施した。
 小立野四丁目遺跡は加賀藩3代藩主前田利常の正室である珠の菩提寺である曹洞宗寺院天徳院の境内に造営された天徳院前田家墓所の跡地である。天徳院前田家墓所には4代藩主光高墓を始めとした計12基の墳墓が造営されていたが、昭和27年の小立野小学校建設に伴い廃され、墳墓群は野田山の加賀藩主前田家墓所(国史跡)に改葬された。
 発掘調査では改葬前の旧光高墓の堀跡を検出した。堀幅は約3.5m、深さは約1.5mを測り、底部は2段底形状を呈する。また、堀の内法側には石垣が確認され、その裏込からは19世紀前半代の瓦が数点出土している。この他、補足調査として地中レーダー探査を実施して石垣の分布範囲を特定し、現在は失われた旧光高墓の規模の復元を試みた結果、堀の内法幅で南北約47.5m、東西53m以上の規模があることが判明した。さらに、加賀藩領内の前田家墓所に現存する墳墓の形式及び変遷並びに文献史料との比較検討を行い、旧光高墓は加賀藩主一族の造墓原理に則った造営がなされた、前田利長墓所(富山県高岡市、国史跡)に次ぐ規模の墓域を持つ墳墓であったことが判明した。

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