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石川県金沢市 金沢城惣構跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/81958
引用表記 金沢市埋蔵文化財センター 2013 『金沢市文化財紀要 285:石川県金沢市 金沢城惣構跡』金沢市
金沢市埋蔵文化財センター 2013 『石川県金沢市 金沢城惣構跡』金沢市文化財紀要 285
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ファイル
書名 石川県金沢市 金沢城惣構跡
発行(管理)機関 金沢市 - 石川県
書名かな いしかわけんかなざわし かなざわじょうそうがまえあと
副書名 西外惣構跡(升形地点)発掘調査報告書 遺物編
巻次 5
シリーズ名 金沢市文化財紀要
シリーズ番号 285
編著者名
編集機関
金沢市埋蔵文化財センター
発行機関
金沢市
発行年月日 20130329
作成機関ID 17201
郵便番号 9200374
電話番号 0762692451
住所 石川県金沢市上安原南60番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 西外惣構跡(升形地点)
遺跡名かな にしそとそうがまえあと
本内順位
遺跡所在地 石川県金沢市本町1丁目
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしほんまち1ちょうめ
市町村コード 17201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363425
東経(世界測地系)度分秒 1363911
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.573611 136.653055
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20080728-20080808
20090527-20090724
20101122-20111217
調査面積(㎡)
330
調査原因 学術調査 復元整備
遺跡概要
種別
その他
時代
江戸
主な遺構
堀石積
建物
土坑
主な遺物
中国磁器
国産陶磁器
石製品
金属製品
木製品
特記事項 堀跡、土居跡、升形内の建物跡を検出
要約  惣構は、城防備のため慶長期に築造された土居と堀を中心とした防御施設である。金沢には東西それぞれ内外二重の惣構があり、城を囲む4筋の防御戦となっている。西外惣構は、金沢城南東方向の小立野台地裾部を起点とし、城の南側を東流して香林坊で北国街道と交差し、北上して升形に至り、本願寺金沢東別院南東角から北西に折れ、西流して浅野川に至る。升形は、惣構が街道と交差する交通・軍事上の要衝に設けられた防御施設で、敵の侵入を防ぐために堀と土居を曲げてその内部に四角い空間をつくっている。本報告の調査地は、金沢城下に現存する唯一の升形遺構である。
 発掘調査は、平成20~22年度にかけて3次にわたって実施した。第1次調査(平成20年度)では、升形遺構の残存状況、第2次調査(平成21年度)では、升形遺構の範囲・規模・変遷過程、第3次調査(平成22年度)では、升形下流部の堀の構造と升形内部空間の状況が明らかになった。
 本調査により、惣構の代表的な防御地点である升形の構造の実態や、升形における惣構の堀の変遷・土地利用の変容が明らかになった。

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