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石川県金沢市 金沢城下町遺跡(本多町三丁目地点)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/71104
引用表記 金沢市 2012 『金沢市文化財紀要275:石川県金沢市 金沢城下町遺跡(本多町三丁目地点)』金沢市埋蔵文化財センター
金沢市 2012 『石川県金沢市 金沢城下町遺跡(本多町三丁目地点)』金沢市文化財紀要275
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書名 石川県金沢市 金沢城下町遺跡(本多町三丁目地点)
発行(管理)機関 金沢市 - 石川県
書名かな いしかわけんかなざわし かなざわじょうかまちいせき(ほんだまち3ちょうめちてん)
副書名
巻次
シリーズ名 金沢市文化財紀要
シリーズ番号 275
編著者名
編集機関
金沢市
発行機関
金沢市埋蔵文化財センター
発行年月日 20120330
作成機関ID 17201
郵便番号 9200374
電話番号 0762692451
住所 石川県金沢市上安原南60番
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 金沢城下町遺跡(本多町三丁目地点)
遺跡名かな かなざわじょうかまちいせき
本内順位
遺跡所在地 石川県金沢市本多町3丁目
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしほんだまち3ちょうめ
市町村コード 17201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363328
東経(世界測地系)度分秒 1363940
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.557777 136.661111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100419-20100831
調査面積(㎡)
860
調査原因 博物館類似施設建設
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
平安
室町
戦国
江戸
主な遺構
用水
井戸
土坑
石積
主な遺物
土師器
須恵器
珠洲焼
青磁
中国磁器
国産陶磁器
土器
石製品
金属製品
木製品
特記事項

江戸時代以降、武家屋敷地となり、18世紀後半には本多家家中の御算用所となった。井戸、土坑等の遺跡群や、屋敷地周辺の道路跡、辰巳用水分流と推定される2時期の水路跡を確認。
要約  金沢城下町遺跡は、金沢城を中心として形成された金沢城下町の中核的範囲を対象に、平成23年4月1日に周知化された埋蔵文化財包蔵地である。調査地は、金沢城から見て南南東方向にあたり、加賀藩重臣である八家本多家の下屋敷(陪臣屋敷)地だったところである。江戸時代の遺跡としては、17世紀前半からの武家屋敷、18世紀後半以降の(本多家)御算用所に伴う遺物・遺構、下屋敷地内で最も規模が大きい中核道路だったと考えられる南北方向の道路遺構および、その道路から東へ分岐し、小立野台地斜面裾に鎮座していた慈光院へむかう参道を確認した。さらに、調査地内には辰巳用水分流の一つが東から西へ流れていたことが、絵図から知られるが、その遺構と考えられる2時期の石積み水路跡を確認した。また、江戸時代の生活面の基盤層となっている堆積層において、古代~中世の遺物の散布が見られ、古代2条、中世1条の溝を検出した。

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