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石川県金沢市 金沢城惣構跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/37739
引用表記 金沢市埋蔵文化財センター 2011 『金沢市文化財紀要269:石川県金沢市 金沢城惣構跡』金沢市
金沢市埋蔵文化財センター 2011 『石川県金沢市 金沢城惣構跡』金沢市文化財紀要269
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ファイル
書名 石川県金沢市 金沢城惣構跡
発行(管理)機関 金沢市 - 石川県
書名かな いしかわけんかなざわし かなざわじょうそうがまえあと
副書名 西内惣構跡(主計町地点)発掘調査報告書
巻次 2
シリーズ名 金沢市文化財紀要
シリーズ番号 269
編著者名
編集機関
金沢市埋蔵文化財センター
発行機関
金沢市
発行年月日 20110331
作成機関ID 17201
郵便番号 9200374
電話番号 0762692451
住所 石川県金沢市上安原南60番
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 西内惣構跡(主計町地点)
遺跡名かな にしうちそうがまえあと
本内順位
遺跡所在地 石川県金沢市主計町
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしかずえまち
市町村コード 17201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363424
東経(世界測地系)度分秒 1363956
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.573333 136.665555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20080701-20080812
20081212-20081216
20090304-20090312
調査面積(㎡)
67
調査原因 学術調査 復元整備
遺跡概要
種別
集落
その他
時代
室町
戦国
江戸
主な遺構
焼土層
土居
掘石積
土坑
主な遺物
土師器皿
珠洲焼
青磁
鉄滓
鞴羽口
中国磁器
国産陶磁器
石製品
金属製品
木製品
特記事項 鍛冶関連遺構か

西内惣構の素掘の堀跡を検出
要約  惣構は、金沢城防備のため慶長期に築造された土居と堀を中心とした防御施設である。東西それぞれ内外二重の惣構があり、金沢城を囲む4筋の防御戦となっている。西内惣構は、金沢城金谷出丸だった尾山神社南辺を起点として旧北国街道の袋町橋、母衣町を経て調査地の主計町緑水苑に達している。
 発掘調査では、堀と土居の境界部分に5ヶ所、堀の対岸側に4ヶ所の試掘坑を設定した。調査の結果、土居対岸の堀岸が造成土だったことから、内惣構築造当初、調査地は河川敷のような状態で、江戸初期の周囲の造成により、堀が形づくられたことが明らかになった。また、17世紀中頃以降は、堀底が徐々に埋没するものの、幕末~明治初めの埋め戻しまでは、ほぼ同位置を肩部とする堀幅約10mを維持しており、最深部の堀底は、地表下約2.6mよりも深い。明治初めに、堀を大規模に埋め立て現在の堀幅約2mになった。また、中世期の鍛冶遺構の分布を示す鞴羽口、鉄滓等の遺物が発見された。
 本調査により、江戸初期の浅野川河川敷開発の時期や実態が明らかになったと共に、惣構の堀の構造や規模の変遷が明らかになった。また、浅野川左岸において中世期の生業を示す遺跡が見つかった意義も大きい。

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