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石川県金沢市 広坂遺跡(1丁目)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/37728
引用表記 金沢市埋蔵文化財センター 2009 『金沢市文化財紀要254:石川県金沢市 広坂遺跡(1丁目)』金沢市
金沢市埋蔵文化財センター 2009 『石川県金沢市 広坂遺跡(1丁目)』金沢市文化財紀要254
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書名 石川県金沢市 広坂遺跡(1丁目)
発行(管理)機関 金沢市 - 石川県
書名かな いしかわけんかなざわし ひろさかいせき(いっちょうめ)
副書名 金沢市能楽美術館地点
巻次 5
シリーズ名 金沢市文化財紀要
シリーズ番号 254
編著者名
編集機関
金沢市埋蔵文化財センター
発行機関
金沢市
発行年月日 20090331
作成機関ID 17201
郵便番号 9200374
電話番号 0762692451
住所 石川県金沢市上安原南60番
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 広坂遺跡
遺跡名かな ひろさかいせき
本内順位
遺跡所在地 石川県金沢市広坂1丁目
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしひろさか1ちょうめ
市町村コード 17201
遺跡番号 1216
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363327
東経(世界測地系)度分秒 1363942
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.5575 136.661666
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20050224-20050331
調査面積(㎡)
325
調査原因 美術館建設
遺跡概要
種別
集落
時代
奈良
平安
江戸
主な遺構
土坑
井戸
主な遺物
須恵器
土師器
陶磁器類
石製品
金属製品
特記事項
要約  広坂遺跡は金沢市の中心部、広坂1丁目に位置し、犀川および浅野川の間を北西に延びる段丘の下位に立地する、弥生時代から江戸時代にかけての複合遺跡である。
 本遺跡は、金沢21世紀美術館の建設に先立ち平成8年度から14年度まで計8次の発掘調査が行われ既に大きな成果をあげている。今回の調査は第9次調査にあたり、金沢能楽美術館の建設に伴うもので、金沢21世紀美術館地点の北側に隣接する。
 近世において本遺跡の位置する周辺はいわゆる武家屋敷地であり、遺構と遺構の割合もこの時代のものが圧倒的に多い。前回までの調査では近世の道路跡や武家屋敷の区割り、建物跡などの遺構とそれに伴う多種多様な遺物が出土している。今回の調査では井戸跡、火事片付け穴、瓦廃棄土坑、地下室跡などが確認されており、小さい調査区ではあるが6基もの井戸跡を検出しているのは注目に値する。また、瓦廃棄土坑であるSK01から大量の丸瓦・平瓦が出土しており、その全てが毀損した状態で出土しているほか、寛永大火時の廃棄土坑であるSK18などがある。
 そのほか、奈良時代の小土坑や溝跡より須恵器、土師器、平城宮式軒平瓦等が出土している。金沢21世紀美術館地点の調査で本遺跡には広坂廃寺と称される奈良時代の寺院跡が存在していたことが確認されていることから、これに関連するものとして注目される。

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