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石川県金沢市 大友A遺跡・大友D遺跡・大友F遺跡・大友G遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/38081
引用表記 金沢市埋蔵文化財センター 2016 『金沢市文化財紀要305-1:石川県金沢市 大友A遺跡・大友D遺跡・大友F遺跡・大友G遺跡』金沢市
金沢市埋蔵文化財センター 2016 『石川県金沢市 大友A遺跡・大友D遺跡・大友F遺跡・大友G遺跡』金沢市文化財紀要305-1
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書名 石川県金沢市 大友A遺跡・大友D遺跡・大友F遺跡・大友G遺跡
発行(管理)機関 金沢市 - 石川県
書名かな いしかわけんかなざわし おおともAいせき おおともDいいせき おおともFいせき おおともGいせき
副書名 ー金沢市副都心北部大友土地区画整理事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書Ⅰ-
巻次
シリーズ名 金沢市文化財紀要
シリーズ番号 305-1
編著者名
編集機関
金沢市埋蔵文化財センター
発行機関
金沢市
発行年月日 20160729
作成機関ID 17201
郵便番号 9200374
電話番号 0762692451
住所 石川県金沢市上安原南60番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 大友A遺跡
遺跡名かな おおともAいせき
本内順位 1
遺跡所在地 石川県金沢市大友二丁目
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしおおともにちょうめ
市町村コード 17201
遺跡番号 436
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363614
東経(世界測地系)度分秒 1363745
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.603888 136.629166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100801-20110124
20110721-20111216
調査面積(㎡)
6993
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
奈良
平安
主な遺構
掘立柱建物
竪穴系建物
柵列
土坑
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
石製品
木製品
特記事項 古墳時代前期の準構造船部材・舟形土製品が出土
遺跡名 大友D遺跡
遺跡名かな おおともDいせき
本内順位 2
遺跡所在地 石川県金沢市大友三丁目
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしおおともさんちょうめ
市町村コード 17201
遺跡番号 437
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363614
東経(世界測地系)度分秒 1363734
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.603888 136.626111
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100909-20101213
20110801-20110901
調査面積(㎡)
2306
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
掘立柱建物
方形周溝墓
井戸
土坑
主な遺物
弥生土器
須恵器
石製品
木製品
管玉
特記事項 弥生後期~終末期の方形周溝墓を3基確認
周溝から管玉31点がまとまって出土
遺跡名 大友F遺跡
遺跡名かな おおともFいせき
本内順位 3
遺跡所在地 石川県金沢市大友一丁目
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしおおともいっちょうめ
市町村コード 17201
遺跡番号 435
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363610
東経(世界測地系)度分秒 1363753
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.602777 136.631388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101201-20110124
20110721-20120323
20121029-20130131
調査面積(㎡)
7137
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
奈良
平安
主な遺構
掘立柱建物
竪穴系建物
方形区画溝
柵列
井戸
土坑
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
石製品
木製品
玉作り関連遺物
特記事項 1辺25mの古墳前期の方形区画溝を検出
管玉未成品、刳貫円盤、鏃形未成品など玉つくり関連の遺物が出土
遺跡名 大友G遺跡
遺跡名かな おおともGいせき
本内順位 4
遺跡所在地 石川県金沢市大友一丁目
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしおおともいっちょうめ
市町村コード 17201
遺跡番号 439
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363610
東経(世界測地系)度分秒 1363749
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.602777 136.630277
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20120301-20120323
20121017-20121026
調査面積(㎡)
670
調査原因 区画整理
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
古墳
奈良
平安
主な遺構
ピット
主な遺物
弥生土器
土師器
須恵器
石鏃
木製品
特記事項 大友A遺跡と共通する溝を確認
大型石鏃が出土
要約  区画整理事業に先だって実施した大友A遺跡の発掘調査報告。SR37の中央付近で、堰状の施設と考えられる杭列が確認されている。人為的に流量を調節するための治水遺構として注目されるほか、同一遺構SR03では整備された杭列をもつ水場遺構が検出され、その足場として準構造船の部材が転用されていた。金沢市内では2例目となる。当地に高い造船技術をもった集団がいたことを示すほか、遺跡周辺では船による物資の流通が行われるなど水上交通の面でも重要な場所であったと推定できる。この一連の流路からは舟形木製品が3点出土しているほか、準構造船を模した舟形土製品が1点出土していることも興味深い。

 区画整理事業に先がけて実施した大友D遺跡の発掘調査報告。方形周溝墓は3基検出されており、溝内の出土遺物からSZ01が弥生時代後期~終末期、SZ02・SZ13は弥生時代終末期に比定される。時期差はほとんどないと考えられるが、造墓は東→西へと行われているようである。SZ13の東溝(SZ13-E)からは供献されたと考えられる管玉31点が出土している。SD03はその規模と形状から方形周溝墓あるいは平地式建物の周溝である可能性が高い。

 区画整理事業に先がけて実施した大友F遺跡の発掘調査報告。弥生時代後期~古墳時代前期を主体とする。弥生時代後期~終末期では剥片を多量に出土したSP1049・SK03を関連遺構にもつ竪穴系建物SH01を中心とした玉作りが行われていたと推察される。古墳時代の方形区画溝の中から屋根飾りと考えられる特殊木製品、緑色凝灰岩の剥片及び玉類未成品が大量に出土している。大友F遺跡では弥生時代後期から古墳時代前期にいたるまで大規模な玉作りが継続的に行われており、この時期の中心的な玉作り拠点のひとつといえよう。

 区画整理事業に先がけて実施した大友G遺跡の発掘調査報告。検出された弥生時代~古墳時代の溝SD01・SD02は、大友A遺跡で検出されている溝と同一のものと考えられる。平安時代では真北に軸をもつ溝が検出されており、該期の墨書土器4点が出土している。大友A遺跡の縁辺部と考えられる。

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