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石川県金沢市 市内遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/143861
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.143861
引用表記 金沢市埋蔵文化財センター 2025 『金沢市文化財紀要361:石川県金沢市 市内遺跡発掘調査報告書』金沢市
金沢市埋蔵文化財センター 2025 『石川県金沢市 市内遺跡発掘調査報告書』金沢市文化財紀要361
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書名 石川県金沢市 市内遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 金沢市 - 石川県
書名かな いしかわけんかなざわし しないいせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 金沢城下町遺跡(安江町1番地点)、金沢城下町遺跡(尾張町一丁目9番地点)
巻次 7
シリーズ名 金沢市文化財紀要
シリーズ番号 361
編著者名
編集機関
金沢市埋蔵文化財センター
発行機関
金沢市
発行年月日 20250331
作成機関ID 17201
郵便番号 9200374
電話番号 0762692451
住所 金沢市上安原南60番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 金沢城下町遺跡(安江町1番地点)
遺跡名かな かなざわじょうかまちいせき
本内順位 1
遺跡所在地 石川県金沢市安江町
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしやすえちょう
市町村コード 17201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363423
東経(世界測地系)度分秒 1363920
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.573055 136.655555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180613-20180726
調査面積(㎡)
82
調査原因 宿泊施設建設
遺跡概要
種別
集落
時代
弥生
江戸
主な遺構
包含層
建物跡
土坑
ピット
主な遺物
弥生土器
陶磁器類
土器類
石製品
金属製品
木製品
特記事項
遺跡名 金沢城下町遺跡
遺跡名かな かなざわじょうかまちいせき
本内順位 2
遺跡所在地 石川県金沢市尾張町一丁目65番
所在地ふりがな いしかわけんかなざわしおわりちょういっちょうめろくじゅうごばん
市町村コード 17201
遺跡番号
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363415
東経(世界測地系)度分秒 1363945
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.570833 136.6625
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20221005-20221122
調査面積(㎡)
93.5
調査原因 宿泊施設建設
遺跡概要
種別
集落
時代
江戸
主な遺構
土坑
石列
建物礎石
主な遺物
陶磁器類
土器類
石製品
金属製品
木製品
特記事項
要約 本書は石川県金沢市の中心市街地に所在する金沢城下町遺跡の安江町1番地点及び尾張町一丁目9番地点における発掘調査報告書である。調査は民間宿泊施設建設工事に先立ち、安江町1番地点は平成30年度、尾張町一丁目9番地点は令和4年度に金沢市埋蔵文化財センターが発掘調査を実施した。金沢城下町遺跡(安江町1番地点)は金沢城下町の金石側出入口にほど近い街道沿いに立地し、江戸時代においては街道に面して町屋が立ち並ぶ商人地の一角に当たる。発掘調査では土坑20基とピット2基を検出し、大小の土坑からは陶磁器類や木製品などの遺物が出土した。土坑SK17~20は方形に配置され、うち3基の底面に石材が残存することから礎石建物跡の可能性がある。その他、調査区の北側の一角から古墳時代前期の包含層を検出し、同時期の遺物が定量出土している。金沢城下町(尾張町一丁目9番地点)は東内惣構の西側にある町屋跡の遺跡である。A区では土坑や集石など計16基遺構を検出した。調査区北西端からは調査区外へ延びる東西約3.3m、南北約2.5mの大きさの方形の大きさの方形の石組を確認しており、土蔵のような大型建物の基礎跡と考えられる。またB区では土坑や礎石など計21基の遺構を検出した。現地表から約0.9m下からは、厚さ10㎝ほどの焼土の広がりを確認し、そのさらに10㎝下からは、焼土層と炭層が堆積した大型の土坑が検出されている。土坑からは表面が被熱した17世紀の陶磁器が見つかっていることから、寛永の大火の片づけ穴とみられる。

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