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二ツ塚遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/21526
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.21526
引用表記 立山町教育委員会他 2017 『立山町文化財調査報告書34:二ツ塚遺跡』北陸電力株式会社富山支店総務部用地チーム
立山町教育委員会他 2017 『二ツ塚遺跡』立山町文化財調査報告書34
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書名 二ツ塚遺跡
発行(管理)機関 立山町 - 富山県
書名かな ふたつづかいせき
副書名 寺田線鉄塔建替(No.23~No.26)工事に伴う埋蔵文化財調査報告書
巻次
シリーズ名 立山町文化財調査報告書
シリーズ番号 34
編著者名
編集機関
立山町教育委員会
株式会社上智
発行機関
北陸電力株式会社富山支店総務部用地チーム
発行年月日 20170328
作成機関ID 16323
郵便番号 9300292
電話番号 0764629983
住所 富山県中新川群立山町前沢2440
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 二ツ塚遺跡
遺跡名かな ふたつづかいせき
本内順位
遺跡所在地 富山県中新川郡立山町二ツ塚
所在地ふりがな とやまけんなかにいかわぐんたてやままちふたつづか
市町村コード 163236
遺跡番号 323022
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 364116
東経(世界測地系)度分秒 1371850
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.687777 137.313888
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20160926-20161102
調査面積(㎡)
246.49
調査原因 寺田線鉄塔建替(No.23~No.26)工事
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
江戸
主な遺構
縄文-不明遺構
樹木痕
主な遺物
縄文-縄文土器
石製品
特記事項
種別
散布地
時代
主な遺構
主な遺物
江戸-越中瀬戸
瀬戸美濃産陶磁器
特記事項
要約 二ツ塚遺跡では過去3次の調査が行われており、竪穴建物54軒、土坑・柱穴等461基検出されている。これら3次の調査によって、二ツ塚遺跡は縄文時代中期から後期にかけて大規模な集落が営まれていたと周知されている。
今回の調査はこういった中において行われ、不明遺構3基と樹木痕55基を検出し、本調査区は集落の周囲に覆い茂る森林の跡であることが分かった。過去の調査においても石斧類は1000点以上出土しており、今回の調査においても樹木痕から出土していることから、本調査区が木材需給の場であった可能性を示唆している。
遺物は、縄文土器・石斧類が少量出土している。縄文土器は中期中葉の古府式の中でおさまり、比較的まとまった時期の土器群であることが分かった。この土器群は第2次調査の3・4区の土器群と同じ時期である。これに対して、第2次調査の1・2区の土器群は中期後葉(串田新式)から後期前葉(気屋式)であり、これは第3次調査の時期と同様である。これらのことから、二ツ塚遺跡が中期中葉の北部集落と中期後葉から後期前葉の南部集落に分かれ、時期の異なる2つの集落の存在を明らかにすることができた。

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