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富山市上野井田遺跡発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/91781
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.91781
引用表記 北陸航測株式会社 2021 『富山市埋蔵文化財調査報告104:富山市上野井田遺跡発掘調査報告書』富山市教育委員会 埋蔵文化財センター
北陸航測株式会社 2021 『富山市上野井田遺跡発掘調査報告書』富山市埋蔵文化財調査報告104
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書名 富山市上野井田遺跡発掘調査報告書
発行(管理)機関 富山市 - 富山県
書名かな とやましうわのいだいせきはっくつちょうさほうこくしょ
副書名 みなみの星病院建設に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次
シリーズ名 富山市埋蔵文化財調査報告
シリーズ番号 104
編著者名
編集機関
北陸航測株式会社
発行機関
富山市教育委員会 埋蔵文化財センター
発行年月日 20210531
作成機関ID 16201
郵便番号 9392798
電話番号 0764652146
住所 富山県富山市婦中町速星754
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上野井田遺跡
遺跡名かな うわのいだいせき
本内順位
遺跡所在地 富山県富山市二俣
所在地ふりがな とやまけんとやましふたまた
市町村コード 16201
遺跡番号 0557
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 363846
東経(世界測地系)度分秒 1371302
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 36.646111 137.217222
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20191010-20191226
調査面積(㎡)
2524.19
調査原因 病院施設建設工事
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
弥生
古墳
奈良
平安
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
縄文土坑
弥生竪穴建物
掘立柱建物
土坑
奈良竪穴建物
掘立柱建物
平安竪穴建物
掘立柱建物
主な遺物
縄文土器
打製石斧
弥生土器
玉髄製臼玉
古代須恵器
土師器
製塩土器
特記事項 縄文時代晩期:多量のオニグルミの種子が廃棄された土坑を検出。
弥生時代終末期: 2 重周溝を持つ大型の竪穴建物を検出。
古代:竪穴建物を中心とする集落から、規格を持つ建物からなる集落を含む4期の変遷を確認。
要約  遺跡の時期は、主に弥生時代終末期~古墳時代初頭および古代(8世紀後半~9世紀前半)で、その他の時期は遺構数基と少量の遺物のみである。そのうち古代の遺構は調査区全体に広がる。
縄文時代晩期:1区(南)北東で検出。遺構数は極めて少なく、確定的な遺構としては多量のオニグルミの種子が廃棄された土坑を1基検出したのみである。1区北東調査区外に集落が存在した可能性がある
弥生時代終末期:2重周溝を持つ径約11mを測る大型の竪穴建物を検出。北東に同規模の遺構が存在した可能性を示唆する溝、小型でかつ短期間に使用された小屋的な竪穴建物なども検出。赤彩を施す土器も一定量出土した。
古代:竪穴建物を中心とする集落から、規格を持つ建物からなる集落を含む4期の変遷を確認。変遷は8世紀後半から9世紀前半の100年間に行われた可能性が高い。遺物は須恵器・土師器のみで、墨書土器等も出土していないことから、集落の性格は一般集落と考えられる。

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