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境塚遺跡2

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/23984
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.23984
引用表記 公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2016 『新潟県埋蔵文化財調査報告書262:境塚遺跡2』新潟県教育委員会
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団 2016 『境塚遺跡2』新潟県埋蔵文化財調査報告書262
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書名 境塚遺跡2
発行(管理)機関 新潟県 - 新潟県
書名かな さかいづかいせきに
副書名 一般国道49号阿賀野バイパス関係発掘調査報告書
巻次 9
シリーズ名 新潟県埋蔵文化財調査報告書
シリーズ番号 262
編著者名
編集機関
公益財団法人新潟県埋蔵文化財調査事業団
発行機関
新潟県教育委員会
発行年月日 20160331
作成機関ID 15100
郵便番号 9560845
電話番号 0250253981
住所 新潟県新潟市秋葉区金津93-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 境塚遺跡
遺跡名かな さかいづかいせき
本内順位
遺跡所在地 新潟県阿賀野市大字百津字境塚16-1ほか
所在地ふりがな にいがたけんあがのしおおあざももづあざさかいづか
市町村コード 15223
遺跡番号 401
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 374944
東経(世界測地系)度分秒 1391235
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 37.828888 139.209722
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20140408-20140717
調査面積(㎡)
6480
調査原因 一般国道49号阿賀野バイパス建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
土師器
特記事項 古墳時代前期
種別
散布地
時代
平安
主な遺構
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項 9世紀前半
種別
集落
時代
鎌倉
室町
主な遺構
掘立柱建物
井戸
土坑
ピット
性格不明遺構
主な遺物
土師質土器
珠洲焼
瓷器系陶器
青磁
白磁
瓦器
砥石
土器製転用研磨具
刀子
鉄滓
銭貨
木製品
木簡
特記事項 幹線道路脇に建ち並ぶ町場。建築材を転用した井戸側部材の伐採年を1279〜1284年に同定した。
要約  阿賀野川右岸の標高約7mの自然堤防上に立地する。調査の結果、古墳時代前期・平安時代・鎌倉〜室町時代(13世紀〜15世紀)の遺構・遺物を検出した。平成21年に検出した路面幅約6mの道1の東側から中世の掘立柱建物13棟や井戸23基などを検出した。方形縦板組井戸が3基あり、このうち1基から「三百石」と書かれたと見られる木簡が出土した。また、年輪年代学的解析によって井戸側部材の伐採年を1279年〜1284年に同定した。一方、旧河川の東側では瓷器系陶器の出土比率が高く、瓦器の風炉・火鉢といった流通品を含むことが特徴である。遺跡は、大規模な幹線道路を利用した陸上交通と、阿賀野川に通じる百津潟を利用した河川交通との結節点に成立した町と考えられる。

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