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上粕屋・和田内遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/71559
引用表記 パスコ 2016 『神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書47:上粕屋・和田内遺跡』パスコ
パスコ 2016 『上粕屋・和田内遺跡』神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書47
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
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ファイル
書名 上粕屋・和田内遺跡
発行(管理)機関 神奈川県教育委員会 - 神奈川県
書名かな かみかすや わだうち いせき
副書名 県道603号(上粕屋厚木)道路改良工事に伴う発掘調査
巻次 第5次調査
シリーズ名 神奈川県埋蔵文化財発掘調査報告書
シリーズ番号 47
編著者名
編集機関
パスコ
発行機関
パスコ
発行年月日 20160819
作成機関ID
郵便番号 1530043
電話番号 0357227600
住所 東京都目黒区東山1‐1-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 上粕屋・和田内遺跡
遺跡名かな かみかすや・ わだうちいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県伊勢原市上粕屋字一ノ郷南2670-10外
所在地ふりがな かながわけんいせはらしかみかすやあざいちのごうみなみ2670-10ほか
市町村コード 14214
遺跡番号 伊勢原市№206
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352501
東経(世界測地系)度分秒 1391729
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.416944 139.291388
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20150828-20160272
調査面積(㎡)
1622
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
近世(細分不明)
主な遺構
建物跡‐1(近世以降)
土坑‐23(近世以降)
溝‐2(近世以降)
畝状遺構‐1(近世以降)
ピット‐35(近世以降)
竪穴住居跡‐6(古墳後期~平安)
掘立柱住居跡‐5(古墳後期~平安)
土坑‐6(古墳後期~平安)
溝状遺構‐4(古墳後期~平安)
柵列‐3(古墳後期~平安)
ピット‐13(古墳後期~平安)
土坑‐6(縄文)
集石‐4(縄文)
ピット‐2(縄文)
主な遺物
国産陶磁器(近世以降)
土製品(近世以降)
石製品(近世以降)
土師器(古墳後期~平安)
須恵器(古墳後期~平安)
ガラス玉(古墳後期~平安)
土器(縄文)
石器(縄文)
石製品(縄文)
特記事項
要約 上粕屋・和田内遺跡は大山山塊から渋田川の支流が形成した、東面する上粕屋扇状地上に位置する。近世、奈良・平安時代、縄文時代までの遺構と遺物が出土した。近世では溝状遺構や畝状遺構などの耕作の痕跡、奈良・平安時代では8世紀第1四半期前後に営まれた竪穴住居跡6軒と掘立柱住居跡5棟、直線状に開削された溝状遺構4条、柵列3条を検出した。奈良・平安時代の遺構は平地だけでなく斜面地にも検出され、これまで開発されていなかった土地利用の様子が明らかになった。また、住居跡からはカマド廃棄儀礼として捉えられるカマドの壊れ方と土師器坏の伏せ置かれた状況が検出された。縄文時代の主な遺構としては、前期~中期に位置付けられる陥し穴土坑と中期中葉の土坑・集石が検出された。遺物は、草創期の隆起線文土器、前期諸磯a式、後期堀之内2式、加曾利B1式などの他に前期十三菩提式と中期勝坂式が半数以上を占め、周辺遺跡で出土した同時期の遺物とは系統的な差異が見られた。

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