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西富岡・向畑遺跡1

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27841
引用表記 かながわ考古学財団 2014 『かながわ考古学財団調査報告298:西富岡・向畑遺跡1』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2014 『西富岡・向畑遺跡1』かながわ考古学財団調査報告298
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ファイル
書名 西富岡・向畑遺跡1
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな にしとみおか むこうばた いせき 1
副書名 新東名高速道路(伊勢原市西富岡地区)建設事業に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 298
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20140228
作成機関ID
郵便番号 232-0033
電話番号 045-252-8689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3丁目191番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 西富岡・向畑遺跡1
遺跡名かな にしとみおか・むこうばたいせき1
本内順位
遺跡所在地 神奈川県伊勢原市西富岡120番地他
所在地ふりがな かながわけんいせはらしにしとみおか
市町村コード 14214
遺跡番号 160
北緯(日本測地系)度分秒 352453
東経(日本測地系)度分秒 1391816
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.418 139.3013
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20070401-20090331
調査面積(㎡)
5014
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴建物跡1
掘立柱建物跡5
柱穴列2
地下式坑1
土坑47
道状遺構1
溝状遺構3
畝状遺構13
柵列1
段切り1
ピット680
主な遺物
陶磁器
かわらけ
金属製品
石製品
特記事項 13世紀後葉〜16世紀前葉の遺物が出土しており、本調査区の土地利用は中世初期にも行われていたことが確認できた
種別
集落
古墳
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居跡65
掘立柱建物跡25
柱穴列16
土坑84
ピット665
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
石製品
金属製品
土製品
特記事項 古墳時代後期の住居跡から金銅製飾金具が8点、奈良時代の住居跡からは帯金具が10点まとまって出土した
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
住居跡12
屋外埋設土器7
配石2
集石11
土坑31
帯状粘土列1
ピット136
主な遺物
土器
土製品
石器
特記事項 縄文時代後期の遺構検出面から、南北に延びる帯状粘土列が検出された
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中3
礫群1
主な遺物
石器
特記事項 県内最古級の槍先形尖頭器を伴う細石刃石器群が発見された
要約 [西富岡・向畑遺跡1 要約]
西富岡・向畑遺跡は相模平野の西端に位置する伊勢原台地上に立地し、旧石器時代、縄文時代草創期、縄文時代中期〜後期、古墳時代後期〜奈良・平安時代、中世〜近世と複数の時代にわたり遺構・遺物が検出された。旧石器時代では県内最古級の細石刃石器群が発見された。縄文時代では中期後葉〜後期前葉の住居跡と共に南北に延びる帯状粘土列が検出された。古墳時代後期〜奈良・平安時代は、7世紀後半の住居跡が主体をなす。特徴ある遺物として、古墳時代後期の竪穴住居跡から金銅製飾金具が8点重なって出土し、奈良時代の竪穴住居跡からは帯金具が10点まとまって出土したことが挙げられる。本遺跡は現在も調査中であり、今回の報告では遺跡の一部を垣間見たに過ぎないが、各時代において特徴ある遺物・遺構が検出されている。。 

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