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子易・大坪遺跡/子易・町屋裏遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27835
引用表記 かながわ考古学財団 2013 『かながわ考古学財団調査報告292:子易・大坪遺跡/子易・町屋裏遺跡』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2013 『子易・大坪遺跡/子易・町屋裏遺跡』かながわ考古学財団調査報告292
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ファイル
書名 子易・大坪遺跡/子易・町屋裏遺跡
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな こやす おおつぼ いせき こやす まちや うら いせき
副書名 県道611号(大山板戸)道路改良事業に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 292
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20130301
作成機関ID
郵便番号 232-0033
電話番号 045-252-8689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3丁目191番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 子易・大坪遺跡
遺跡名かな こやす・おおつぼいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県伊勢原市子易字大坪
所在地ふりがな かながわけんいせはらしこやすあざおおつぼ
市町村コード 14214
遺跡番号 123
北緯(日本測地系)度分秒 352454
東経(日本測地系)度分秒 1391646
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.4182 139.2763
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090201-20090331
20091021-20091228
20101001-20110228
20110416-20110515
調査面積(㎡)
2409
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
田畑
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
溝状遺構6
段切9
竪穴状遺構1
地下式坑1
炭化物集中1
土坑15
ピット141
河道1
主な遺物
陶磁器
石製品
金属製品
動物遺存体
特記事項 土師器壺一個体一括出土
種別
田畑
時代
奈良
平安
主な遺構
溝状遺構2
土坑19
焼土址3
ピット46
主な遺物
土師器
特記事項 弥生時代前期末一括出土
種別
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
土師器
特記事項 縄文時代後期を主体とした集落
種別
散布地
時代
弥生
主な遺構
土坑4
焼土址1
遺物集中1
河道1
主な遺物
土器
特記事項 新しい時代の可能性も含む
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居址16
配石12
集石9
土坑57
埋甕13
焼土址22
硬化面1
ピット331
主な遺物
土器
石器
土製品
石製品
動物遺存体
特記事項
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
主な遺物
石器
特記事項
遺跡名 子易・町屋裏遺跡
遺跡名かな こやす・まちやうらいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県伊勢原市子易字町屋裏
所在地ふりがな かながわけんいせはらしこやすあざまちやうら
市町村コード 14214
遺跡番号 144
北緯(日本測地系)度分秒 352459
東経(日本測地系)度分秒 1391621
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.4196 139.2693
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090817-20091020
調査面積(㎡)
259
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
田畑
時代
近世(細分不明)
主な遺構
石組遺構1
主な遺物
陶磁器
特記事項
種別
田畑
時代
奈良
平安
主な遺構
畝状遺構
土坑3
ピット16
主な遺物
土師器
特記事項
種別
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
土器
特記事項
要約 [子易・大坪遺跡 要約]
子易・大坪遺跡は伊勢原市の中央部、小田急小田原線の伊勢原駅より西北西へ約3.7?、県道611号(大山板戸)沿いの子易明神比々多神社から鈴川を挟んで南側に位置する丹沢山麓末端から派生する河岸段丘上に位置する。ここより鈴川沿いを500m遡った左岸に子易・町屋裏遺跡が位置している。 子易・大坪遺跡では、1次〜4次にわたる調査の中で、近世から縄文時代に至る人々の生活の痕跡が発見された。近世~奈良・平安時代では、溝や土坑など耕作址を中心とした遺構が発見され、弥生時代では、前期末の中屋敷段階に比定される土器や、落とし穴と思われる土坑が見つかっており、土地利用の変化が伺えた。本遺跡の主体をなす縄文時代では、多数の住居址・配石・集石などの遺構が発見され、大量の土器や石器が出土した。主体は縄文時代中期〜後期のものと捉えられる。後期の住居址が多数を占め、半数以上に敷石が認められた。還礫や周堤礫を伴うものがある。。 
[子易・町屋裏遺跡 要約]
子易・大坪遺跡は伊勢原市の中央部、小田急小田原線の伊勢原駅より西北西へ約3.7?、県道611号(大山板戸)沿いの子易明神比々多神社から鈴川を挟んで南側に位置する丹沢山麓末端から派生する河岸段丘上に位置する。ここより鈴川沿いを500m遡った左岸に子易・町屋裏遺跡が位置している。 子易・町屋裏遺跡では近世面で畑地が発見されている。おそらくこの地が近世以降、畑地としての利用が継続されていたものと考えられよう。奈良〜平安時代では、2面にわたる遺構確認面が認められた。2面とも畑地としての土地利用が看取できた。縄文時代では、後期以前に大規模な土石流が発生していたことが確認された。災害史研究の事例として重要なものである。。 

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