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大保戸遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27721
引用表記 かながわ考古学財団 2013 『かながわ考古学財団調査報告289:大保戸遺跡』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2013 『大保戸遺跡』かながわ考古学財団調査報告289
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ファイル
書名 大保戸遺跡
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな おおほど いせき
副書名 一般国道468号(さがみ縦貫道路相模原市城山地区)建設事業に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 289
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20130315
作成機関ID
郵便番号 232-0033
電話番号 045-252-8689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3丁目191番地1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 大保戸遺跡
遺跡名かな おおほどいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県相模原市緑区小倉地先
所在地ふりがな かながわけんさがみはらしみどりくおぐら
市町村コード 14151
遺跡番号 287
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353449.09
東経(世界測地系)度分秒 1391732.71
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.580302 139.292419
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20080501-20090228
20090501-20091228
調査面積(㎡)
9817
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
田畑
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
井戸跡3
道状遺構1
溝状遺構15
土坑661
柵列1
ピット列2
ピット115
主な遺物
陶磁器
金属製品
特記事項 近代以降の耕作地
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居跡2
土坑10
主な遺物
土師器
須恵器
金属製品
特記事項 8世紀代と10世紀代の住居跡を検出
種別
時代
弥生
主な遺構
土坑6
主な遺物
特記事項 落とし穴状土坑を検出
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
集石17
落とし穴188
土坑16
焼土跡3
ピット33
主な遺物
土器
石器
特記事項 多数の落とし穴を検出 一部の集石に下部構造が遺存
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中地点1
主な遺物
石器
特記事項 細石刃関連資料出土
要約 [大保戸遺跡 要約]
大保戸遺跡は相模川右岸に位置する。串川と相模川により形成された河岸段丘上に立地し、旧石器時代、縄文時代、奈良・平安時代、近世以降と複数の時代にわたって遺構・遺物が確認された。旧石器時代ではL1S層において文化層が確認された。細石刃関係の資料が出土しており、石材獲得から石器製作まで一連の作業工程を想定することができた。縄文時代では多数の落とし穴状土坑が検出され、狩り場として盛んに利用されていたことが明らかとなった。落とし穴状土坑には複数の形態パターンが認められた。遺構外からは早期から後期に帰属する土器が出土した。中でも早期に帰属する土器が大きな割合を占めている。弥生時代では落とし穴状土坑と考えられる土坑が数基検出された。奈良・平安時代は住居跡が検出されている。8世紀代と10世紀代のものがあり、時期差がみられる。近世は長方形土坑群をはじめとする耕作跡に関連する遺構が遺跡全体に展開しており、溝状遺構や柵列、ピット列による区画がみられる。 

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