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宮山中里遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70741
引用表記 かながわ考古学財団 2016 『かながわ考古学財団調査報告317:宮山中里遺跡』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2016 『宮山中里遺跡』かながわ考古学財団調査報告317
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ファイル
書名 宮山中里遺跡
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな みややま なかざと いせき
副書名 一般国道468号(さがみ縦貫道路)建設事業に伴う発掘調査
巻次 3
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 317
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20160930
作成機関ID
郵便番号 2320033
電話番号 0452528689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3-191-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 宮山中里遺跡
遺跡名かな みややまなかざといせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県高座郡寒川町宮山3078-2外
所在地ふりがな かながわけんこうざぐんさむかわまちみややま3078-2ほか
市町村コード 14321
遺跡番号 27・75
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352320
東経(世界測地系)度分秒 1392243
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.388888 139.378611
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20050127-20050331
20050404-20060613
20100526-20100702
調査面積(㎡)
3311
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
竪穴状遺構2
道状遺構2
溝状遺構8
土坑6
主な遺物
陶器
磁器
土製品
金属製品
木製品
特記事項
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
井戸3
土坑3
土坑墓1
溝状遺構5
ピット5
主な遺物
陶器
磁器
かわらけ
土製品
金属製品
木製品
特記事項
種別
集落
時代
古墳
古代(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡5
竪穴状遺構7
掘立柱建物跡10
井戸3
土坑115
集石2
溝状遺構26
畝状遺構6
ピット583
主な遺物
土師器
須恵器
ロクロ土師器
灰釉陶器
緑釉陶器
土製品
石製品
金属製品
特記事項 井戸からは墨書土器「西」がまとまって確認された他、溝状遺構からは9世紀後半の土器が集中して出土した。
種別
集落
時代
弥生
古墳
主な遺構
竪穴状遺構1
主な遺物
土器
石器
特記事項
要約  宮山中里遺跡は、弥生時代後期~古墳時代前期、古墳時代後期、奈良・平安時代、中世、近世と各時代の遺構と遺物が確認されている。特に今回の報告範囲では、奈良・平安時代の遺構・遺物が多く確認されたエリアで、居住域から生産域、そしてまた居住域へと時代によって土地利用のあり方がわかる。特に注目されるのは、井戸から墨書土器「西」がまとまって出土していることがあげられる他、井戸に隣接する溝状遺構からは、井戸から出土している遺物とほぼ同じ時期の土師器の坏が集中して出土している。井戸と同様に何らかの祭祀を行った可能性が想定され、集落内祭祀の一端をみることができる。また、古代末の遺物が良好な状況で確認されており、隣接するⅤ区(宮山中里遺跡Ⅱ)と同様な様相であることが明らかになった。

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