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戸田小柳遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/70732
引用表記 かながわ考古学財団 2016 『かながわ考古学財団調査報告315:戸田小柳遺跡』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2016 『戸田小柳遺跡』かながわ考古学財団調査報告315
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ファイル
書名 戸田小柳遺跡
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな とだ こやなぎ いせき
副書名 新東名高速道路建設事業に伴う発掘調査
巻次
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 315
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20160315
作成機関ID
郵便番号 2320033
電話番号 0452528689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3-191-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 戸田小柳遺跡
遺跡名かな とだこやなぎいせき
本内順位
遺跡所在地 神奈川県厚木市酒井1973-2外
所在地ふりがな かながわけんあつぎしさかい1973-2ほか
市町村コード 14212
遺跡番号 137
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352425
東経(世界測地系)度分秒 1392156
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.406944 139.365555
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20121201-20130531
20130716-20131115
20140516-20140829
調査面積(㎡)
1880
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
井戸1
溝9
土坑14
ピット25
主な遺物
陶磁器
金属製品
特記事項 中世の舶載磁器が出土
種別
散布地
時代
古墳
古代(細分不明)
主な遺構
溝12
流路20
道状遺構2
土坑3
遺物集中1
主な遺物
土師器
須恵器
土製品
石製品
金属製品
木製品
特記事項 流路から多量の遺物が出土
双頭龍紋鏡(位至三公鏡)が出土
種別
散布地
時代
弥生
古墳
主な遺構
竪穴住居跡1
流路7
杭列9
炭化物集中1
主な遺物
土器
石器
金属製品
木製品
特記事項 流路から多量の遺物が出土
流路から杭列を検出
要約  戸田小柳遺跡は相模川右岸の沖積微高地に立地し、弥生時代後期~古墳時代前期、古墳時代後期~平安時代、中世・近世と複数の時代にわたり遺構・遺物が確認された。弥生時代後期~古墳時代前期は流路と、流路に伴う杭列が見つかっており、当時の人々が手を加えて利用していた痕跡を確認することができた。竪穴住居跡は1軒確認されたのみであるが、近接して集落が存在する可能性を示すものであろう。出土した土器は在地のものが中心であるが、西遠江に系譜をもつものや東京湾岸系のものも散見される。古墳時代後期~平安時代では溝および流路が見つかっている。流路からは土器類が多量に出土したほか、H20号流路からは中国鏡である双頭龍紋鏡(位至三公鏡)が出土しており、特筆される。中世では溝をはじめ、土坑やピット、近世では井戸や溝が検出されている。

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