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堀西下森戸遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/131717
引用表記 かながわ考古学財団 2023 『かながわ考古学財団調査報告332:堀西下森戸遺跡』かながわ考古学財団
かながわ考古学財団 2023 『堀西下森戸遺跡』かながわ考古学財団調査報告332
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ファイル
書名 堀西下森戸遺跡
発行(管理)機関 (公財)かながわ考古学財団 - 神奈川県
書名かな ほりにし しももりど いせき
副書名 新東名高速道路(秦野市堀西地区)建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次
シリーズ名 かながわ考古学財団調査報告
シリーズ番号 332
編著者名
編集機関
かながわ考古学財団
発行機関
かながわ考古学財団
発行年月日 20230131
作成機関ID
郵便番号 2320033
電話番号 0452528689
住所 神奈川県横浜市南区中村町3-191-1
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 堀西下森戸遺跡
遺跡名かな ほりにししももりど
本内順位
遺跡所在地 神奈川県秦野市堀西地内
所在地ふりがな かながわけんはだのしほりにしちない
市町村コード 14200
遺跡番号 143
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352347
東経(世界測地系)度分秒 1391010
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.396388 139.169444
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170301-20170615
調査面積(㎡)
3331
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
安土桃山
主な遺構
段切り1
耕作跡2
溝6
畝2
廃棄土坑3
土坑2
ピット1
主な遺物
磁器
陶器
特記事項 宝永火山灰直下より段切りと耕作跡を発見した。
種別
集落
散布地
時代
中世(細分不明)
主な遺構
地下式坑1
波板状凹凸遺構1
主な遺物
磁器
陶器
特記事項 近世段切りの下から道の下部構造の可能性が高い波板状凹凸遺構を発見した。
種別
集落
散布地
時代
弥生
主な遺構
焼土跡1
主な遺物
土器
特記事項 前期末~中期初頭の土器が出土した。
種別
集落
散布地
時代
縄文
主な遺構
住居跡1
焼土跡1
集石3
土坑5
石列1
主な遺物
土器
石器
特記事項 後期前葉の敷石住居跡を単独で発見した。
要約 堀西下森戸遺跡は神奈川県西部の秦野盆地の北西部、扇状地の扇頂に近く、水無川と四十八瀬川に挟まれた台地上に立地する。標高は256~260mである。調査の結果、縄文時代から近世にいたるまでの遺構や遺物が発見された。縄文時代早期~前期では集石、土坑、石列を発見し、後期前葉では敷石住居跡を1基発見した。弥生時代では焼土跡1基と、前期末~中期初頭の土器が出土した。中世では地下式坑1基を発見した。それぞれ単独ではあるが、調査事例の少ない地区として今後の近隣の調査成果と結びつくものである。また、中世の波板状凹凸遺構は、道の下部構造の可能性が高く、明治前期の大絵図にも図示される道の走行方向と一致しており、近世の段切りとともに近・現代に続く道の前身とも捉えられ、本地区の歴史をひも解くうえでの貴重な成果となった。

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