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発行機関一覧 (都道府県別) > 東京都 > 狛江市 > 東京都狛江市 弁財天池遺跡

東京都狛江市 弁財天池遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/80846
引用表記 共和開発株式会社 2010 『東京都狛江市 弁財天池遺跡』共和開発株式会社
共和開発株式会社 2010 『東京都狛江市 弁財天池遺跡』
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
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ファイル
書名 東京都狛江市 弁財天池遺跡
発行(管理)機関 狛江市 - 東京都
書名かな べんざいてんいけいせき
副書名 第16次発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
共和開発株式会社
発行機関
共和開発株式会社
発行年月日 20100930
作成機関ID 13219
郵便番号 1830005
電話番号 0423351181
住所 東京都府中市若松町2-8-16
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 弁財天池遺跡 第16地点
遺跡名かな べんざいてんいけいせき
本内順位
遺跡所在地 東京都狛江市元和泉一丁目2087番1他
所在地ふりがな とうきょうとこまえしもといずみ
市町村コード 13219
遺跡番号 42
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353758.5
東経(世界測地系)度分秒 1393437
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.632916 139.576944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20090615-20090917
調査面積(㎡)
450
調査原因 店舗兼集合住宅建設工事
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡4軒
土坑5基
ピット23基
主な遺物
縄文土器
石器
特記事項
種別
集落
時代
古墳
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居跡11軒
掘立柱建物跡2棟
土坑2基
不明遺構2基
ピット23基
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
種別
時代
中世(細分不明)
江戸
近代(細分不明)
主な遺構
溝状遺構1条
土坑3基
不明遺構1基
主な遺物
中世陶磁器
近世陶磁器
近代陶磁器
特記事項
要約  弁財天池遺跡は立川段丘に位置し、弁財天池の湧水を中心に各時代の集落が営まれてきた。発掘調査の結果、中世から近代、古墳時代後期後半から奈良・平安時代、縄文時代の遺構・遺物を検出した。
 中世以降では、調査区北側で1条の溝状遺構が検出され、軸向きや隣接する調査区の溝状遺構との関連から、近世から近代の地割り的な機能を持った溝であろう。また、中国の龍泉窯産の青磁碗片と鹿の獣骨が検出された縄文時代の陥し穴と同じ形状の土坑は中世の所産と推定され、中世における陥し穴土坑の可能性が考えられる。
 古墳時代後期後半から奈良・平安時代では、2棟の掘立柱建物跡、11軒の住居跡、2基の土坑、2基の不明遺構、33基のピットが調査され、当該地の活発な土地利用の痕跡が明らかとなった。住居跡の時期はおよそ7世紀末から10世紀中頃までの約250年間である。弁財天池遺跡では初出となる10世紀第1四半期所産の住居跡が3軒調査された。
 縄文時代では、縄文時代中期後葉の住居跡4軒、土坑5基、23基のピットが調査された。住居跡の時期は加曽利E1式期が3軒、加曽利E3式期が1軒である。加曽利E1式期所産の住居跡のうちJSI4は火災住居である。

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