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東京都文京区 動坂遺跡 第4地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/80757
引用表記 株式会社武蔵文化財研究所 2012 『B-114:東京都文京区 動坂遺跡 第4地点』興和地所株式会社
株式会社武蔵文化財研究所 2012 『東京都文京区 動坂遺跡 第4地点』B-114
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ファイル
書名 東京都文京区 動坂遺跡 第4地点
発行(管理)機関 文京区 - 東京都
書名かな とうきょうとぶんきょうく どうざかいせきだい4 ちてん
副書名 集合住宅建設計画に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号 B-114
編著者名
編集機関
株式会社武蔵文化財研究所
発行機関
興和地所株式会社
発行年月日 20120723
作成機関ID 13105
郵便番号
電話番号
住所
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 動坂遺跡
遺跡名かな どうざかいせき
本内順位
遺跡所在地 東京都文京区本駒込四丁目7番1号
所在地ふりがな とうきょうとぶんきょうくほんこまごめ4-7-1
市町村コード 13105
遺跡番号 14
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354350.7
東経(世界測地系)度分秒 1394525.5
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.73075 139.757083
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20111019-20111026
調査面積(㎡)
53
調査原因 集合住宅建築計画
遺跡概要
種別
時代
旧石器
主な遺構
主な遺物
石器1
特記事項
種別
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
土器177
石器12
特記事項
種別
時代
弥生
主な遺構
方形周溝墓
主な遺物
土器14
特記事項
種別
集落
時代
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
地下室1
土坑9
溝状遺構1
植栽痕1
ピット7
主な遺物
磁器
陶器
炻器
土器
土製品
石製品
鉄製品
銅製品(銭貨含む)
硝子品等
時期不明土器8
特記事項 百姓地・他
要約  動坂遺跡の第4次調査である。江戸時代、『御府内場末往還其外沿革図書』や『近江屋板切絵図』などの絵図によると当該地周辺には、御鷹匠同心組屋敷(第1・2次調査地点:現都立駒込病院)や御鷹匠屋敷(現文京区本駒込四丁目35番地付近)が在ったとされており、当該地は下駒込村の百姓地や畑に比定される。
 調査の結果、江戸時代から明治時代に帰属する地下室、土坑、溝状遺構、植栽痕、ピットなどの居住関連施設となる遺構と陶磁器類を中心とする遺物562点(15,702.6g)が検出され、絵図の情報と齟齬を来す。
 他に、旧石器時代の石器1点(3.8g)、縄文時代中期を中心とする土器177点(2,905.4g)と石器12点(2,106.4g)、弥生時代後期終末に帰属するものと思われる方形周溝墓1基と弥生式土器14点(335.5g)が検出された。
 縄文時代の遺構は未検出ではあるが、縄文土器177点が出土していることから、第3次調査(現文京区本駒込四丁目8番5号)地点に続き、第1・ 2次調査(現都立駒込病院)地点で確認された縄文時代中期の集落の広がりが、当該地にも展開している可能性が指摘される。

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