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弓町遺跡第12地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/72590
引用表記 株式会社パスコ 2018 『B-165:弓町遺跡第12地点』三菱地所レジデンス株式会社
株式会社パスコ 2018 『弓町遺跡第12地点』B-165
wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book ... 開く
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ファイル
書名 弓町遺跡第12地点
発行(管理)機関 文京区 - 東京都
書名かな ゆみちょういせきだい12ちてん
副書名 (仮称)文京区本郷1丁目計画新築工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号 B-165
編著者名
編集機関
株式会社パスコ
発行機関
三菱地所レジデンス株式会社
発行年月日 20180214
作成機関ID 13105
郵便番号
電話番号
住所
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 弓町遺跡 第12地点
遺跡名かな ゆみちょういせき
本内順位
遺跡所在地 東京都文京区本郷1丁目28-5
所在地ふりがな とうきょうとぶんきょうくほんごう1-28-5
市町村コード 13105
遺跡番号 33
北緯(日本測地系)度分秒 354221
東経(日本測地系)度分秒 1394523
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.7091 139.7532
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20161124-20170214
20170215-20180214
調査面積(㎡)
472
調査原因 集合住宅建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
江戸
主な遺構
主な遺物
石器6(局部磨製石斧1、磨製石斧1含む)
縄文土器60
特記事項 局部磨製石斧(神子柴型石斧)は都区内はじめての出土になる。
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴式住居址9
土坑4
主な遺物
灰釉陶器1
須恵器282
土師器1027
瓦.3
金属製品20
特記事項 出土遺物から8世紀前半~9世紀中葉頃の集落の存在が確認された。
種別
集落
時代
江戸
近代(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物址1(柱穴32)
地下室8
井戸7
土取穴6
芥溜め2
植栽痕4
整地跡1
土蔵跡1
土坑62
ピット375
その他の遺構1(土坑1、炉1、ピット2)
近代の建物基礎1
主な遺物
磁器4188
陶器6543
炻器542
土製品・ミニチュア・玩具258
金属製品1568
銭貨27
骨角製品427
石製品113
自然遺物2174
近代陶磁器200
ガラス製品34
特記事項 江戸初期~1703年まで御先手御弓組組屋敷、1704年~熊本甲斐庄家屋敷跡である。
要約 縄文時代は、遺構は検出されていないが、草創期の局部磨製石斧、中期以降の磨製石斧(翡翠製の可能性有)が出土した。特に前者は、都区内では初めての出土のなるものである。奈良・平安時代では竪穴建物址9軒が検出された。出土土器の年代から8世紀前半~9世紀中頃にかけての集落の存在が確認された。竪穴建物は、2,3軒ずつの切り合いがある。江戸時代は、江戸初期から元禄16(1703)年まで御先手御弓組組屋敷、宝永元(1704)年以降幕末まで旗本甲斐庄家の屋敷であることが、わかっている。当該調査地は、高禄旗本の甲斐庄家の屋敷内では南西部にあたり、掘立柱建物址、地下室、土取穴、井戸、土蔵、植栽痕などの意向が検出され、高禄旗本屋敷の裏手の土地利用のあり方が瞥見できる。

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