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水野原遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/25210
引用表記 (財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2010 『東京都埋蔵文化財センター調査報告252:水野原遺跡』(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2010 『水野原遺跡』東京都埋蔵文化財センター調査報告252
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ファイル
書名 水野原遺跡
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな みずのはらいせき
副書名 都営若松町アパート埋蔵文化財発掘調査
巻次 5
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 252
編著者名
編集機関
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
発行機関
(財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
発行年月日 20101228
作成機関ID
郵便番号 206-0033
電話番号 042-373-5296
住所 東京都多摩市落合1-14-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
タイトル 水野原遺跡における土地利用の諸相 水野家屋敷と陸軍省用地
英語タイトル
著者
渋谷 葉子
ページ範囲 91 - 110
NAID
都道府県 東京都
時代 江戸 近代(細分不明)
文化財種別
史跡・遺跡種別
遺物(材質分類)
学問種別
テーマ 軍事
他の電子リソース
引用表記
wikipedia 出典テンプレート : {{Citation ... 開く
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抄録(内容要約)
所収遺跡
遺跡名 水野原遺跡
遺跡名かな みずのはらいせき
本内順位
遺跡所在地 東京都新宿区若松町1番
所在地ふりがな とうきょうとしんじゅくくわかまつちょう1ばん
市町村コード 13104
遺跡番号 110
北緯(日本測地系)度分秒 354153
東経(日本測地系)度分秒 1394319
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.7013 139.7187
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20091208-20100424
調査面積(㎡)
1120
調査原因 都営若松町アパート建替工事
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
土器(早期から後期)
特記事項
種別
城館
時代
江戸
主な遺構
地下室1
焼土跡1
ピット3
土坑5
溝状遺構14
畝状遺構29
雛壇状段切り2
樹木痕4
遺物集中地点1
主な遺物
陶磁器
土器
土製品
金属製品
銭貨
石製品
特記事項 水野家下屋敷裏手斜面地を利用した雛壇状の段切り、畝状遺構。水野家のお庭焼である「三楽園焼」と窯道具出土。

種別:屋敷
種別
その他
時代
明治
主な遺構
排水施設
建物基礎
硬化面
谷埋立
主な遺物
陶磁器
土器
土製品
金属製品
銭貨
石製品
ガラス製品
煉瓦
土管
特記事項 屋敷境付近に広がる谷部の埋め立てと、そこに埋設された排水施設。
要約 [水野原遺跡 要約]
水野原遺跡は、江戸時代に紀州藩附家老水野家や尾張藩徳川家などの屋敷のあった場所である。今回の発掘調査地点は、水野家下屋敷の南西側屋敷境に近い谷斜面部にあたる。調査の結果、斜面部を雛壇状に段切りした跡や、その下から検出された畝状遺構、屋敷境に沿った形で検出された溝状遺構や樹木の根など、屋敷の裏手側での土地利用の痕跡が見つかった。また江戸時代の遺構面の上層には、北西の調査地点から続く、明治時代に埋め立てられた埋没谷と埋め立て層が検出された。埋め立て層からは、土管と煉瓦桝による排水施設が検出された。この土管には「陶弘合資会社別造」の刻印があり、明治26年から大正8年までに製造されたものである。埋め立て層の一部からは、昭和初期と考えられる硬化面と、その上面から建物の基礎が検出されている。遺物は、地下室や畝状遺構、遺物集中地点、明治時代の埋め立て層などから、17世紀から明治時代の陶磁器類が出土している。特に18世紀中頃の陶磁器類が主体であり、水野家のお庭焼きの「三楽園焼」や窯道具も出土している。硬化面の下の埋め立て層からは、バットと軟式野球のボールが出土している。

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