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十条台遺跡群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/121970
引用表記 公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター 2019 『東京都埋蔵文化財センター調査報告343:十条台遺跡群』公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター 2019 『十条台遺跡群』東京都埋蔵文化財センター調査報告343
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ファイル
書名 十条台遺跡群
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな じゅうじょうだいいせきぐん
副書名 十条地区沿道一体整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次 2
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 343
編著者名
編集機関
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
発行機関
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センター
発行年月日 20190331
作成機関ID 13224
郵便番号 2060033
電話番号 0423748044
住所 東京都多摩市落合一丁目14 番2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 十条台遺跡群
遺跡名かな じゅうじょうだいいせきぐん
本内順位
遺跡所在地 東京都北区中十条一・二丁目
所在地ふりがな とうきょうときたくなかじゅうじょういち・にちょうめ
市町村コード 13117
遺跡番号 19
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354539
東経(世界測地系)度分秒 1394340
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.760833 139.727777
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20170801-20181031
調査面積(㎡)
1126
調査原因 十条地区沿道一体整備事業
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
柱穴7基
主な遺物
土器
石器
特記事項
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴住居跡2軒
主な遺物
弥生土器
特記事項
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居跡2軒
土坑1基
柱穴6基
主な遺物
土師器
特記事項
種別
集落
時代
古代(細分不明)
主な遺構
竪穴住居跡2軒
土坑3基
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
種別
交通
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
道路遺構1条
主な遺物
特記事項 鎌倉街道の検出
種別
交通
時代
近世(細分不明)
主な遺構
溝跡3条
土坑1基
柱穴2基
主な遺物
陶磁器
土師質土器
金属製品
特記事項
要約  本報告書は、第Ⅰ期のうち平成29 年度と平成30 年度に調査を行った地区の報告にあたる。縄文時代:柱穴が検出された。弥生時代:後期の竪穴住居跡が2 軒検出された。古墳時代:竪穴住居跡などが検出され、土師器高坏・壺などの土器とともに滑石製紡錘車の出土が注目された。古代:7 世紀中葉以降の竪穴住居跡が検出された。この時期の集落の検出は第Ⅰ期調査区では初めての検出であった。古代以降:土坑が検出された。中世から近世:道路遺構が1 条検出され、平成26 年度調査の1J - 1 区で検出した鎌倉街道中ツ道の南北の延長部分を約30m 検出した。初期段階から改修段階、廃絶期にわたる作り替えを確認した。平面形は緩やかに蛇行し、初期段階ではローム面に断面逆台形の掘方を設け、掘方底面の東西の端に溝状の掘り込みを掘削し、中を緻密な粒子の土で敲き締めて埋戻し、その上に堅固な「飛石状の路面構造」を構築していた。このような路面構造のあり方は、地形的に谷から台地へ上がる緩斜面に対応したものであった可能性があり、地形に合わせた計算をもとに施工したものと考えられた。近世:日光御成街道の側溝の一部を検出した。

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