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塚場遺跡(八王子市No.110遺跡)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/27532
引用表記 (公財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2014 『東京都埋蔵文化財センター調査報告287:塚場遺跡(八王子市No.110遺跡)』(公財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
(公財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ− 2014 『塚場遺跡(八王子市No.110遺跡)』東京都埋蔵文化財センター調査報告287
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ファイル
書名 塚場遺跡(八王子市No.110遺跡)
発行(管理)機関 (公財)東京都教育支援機構東京都埋蔵文化財センター - 東京都
書名かな つかばいせき はちおうじしなんばー110いせき
副書名 八王子3・4・28街路整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
巻次 1
シリーズ名 東京都埋蔵文化財センター調査報告
シリーズ番号 287
編著者名
編集機関
(公財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
発行機関
(公財)東京都スポーツ文化事業団 東京都埋蔵文化財センタ−
発行年月日 20140331
作成機関ID
郵便番号 206-0033
電話番号 042-373-5296
住所 東京都多摩市落合1-14-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
情報源上に表示がないため、巻次は推定により補記
所収論文
所収遺跡
遺跡名 塚場遺跡
遺跡名かな つかばいせき
本内順位
遺跡所在地 東京都八王子市石川町2647の1番地ほか
所在地ふりがな とうきょうとはちおうじしいしかわちょう2647の1ばんちほか
市町村コード 13201
遺跡番号 110
北緯(日本測地系)度分秒 354033
東経(日本測地系)度分秒 1392156
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.6791 139.3624
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20110901-20130516
調査面積(㎡)
9311
調査原因 八王子3・4・28街路整備事業
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
遺物集中地点1
主な遺物
尖頭器
楔形石器
剥片
石核
特記事項
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
住居跡1
集石2
ピット58
土坑26
円形土坑5
主な遺物
土器(早期前半から後期中葉)
石器(有茎尖頭器+石鏃+打製石斧+石皿+磨石)
特記事項 溝型陥し穴土坑の分析年代が11000年以上前
種別
時代
主な遺構
円形土坑1
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
種別
集落
時代
中世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
陶磁器
特記事項
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
道路状遺構2
溝5
土坑215
ピット8
ムロ状遺構3
主な遺物
陶磁器
土製品
石製品(砥石)
銭貨
金属製品
ガラス製品
特記事項
要約 [塚場遺跡 要約]
旧石器時代では遺物集中地点が1箇所、2点一対になる尖頭器を出土した地点が2箇所検出された。縄文時代の遺構では溝型の陥し穴土坑が多数検出され、この陥し穴は丘陵部などには造られず、台地状の地形に多くみられ、シカを対象としたものと考えられている。陥し穴から出土した炭化物を科学的に分析した結果、今から11000年以上前の縄文時代初頭に遡ることが判明した。また、縄文時代中期前半の竪穴住居跡と集石が検出された。竪穴住居は集石を壊して造られており、状況から壊された集石の礫は竪穴住居の北側に捨てられていた可能性が高い。竪穴住居がどのようにして造られたのかを知る具体的な事例となった。中世以降では、道や土地の境に造られた溝などが検出された。イモを貯蔵する長方形土坑には、今では造られなくなった断面形が台形になるものが多数検出され、近世・近代の土地利用の実態の一端が明らかにされた。

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