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千葉市和泉町遺跡群

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/24929
引用表記 千葉市教育振興財団埋蔵文化財調査センター 2009 『千葉市和泉町遺跡群』千葉市教育振興財団埋蔵文化財調査センター
千葉市教育振興財団埋蔵文化財調査センター 2009 『千葉市和泉町遺跡群』
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ファイル
書名 千葉市和泉町遺跡群
発行(管理)機関 千葉市埋蔵文化財調査センター - 千葉県
書名かな ちばしいずみちょういせきぐん
副書名 (仮称)和泉の郷ゴルフ場建設予定地内埋蔵文化財調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
千葉市教育振興財団埋蔵文化財調査センター
発行機関
千葉市教育振興財団埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20090331
作成機関ID 12100
郵便番号 260-0814
電話番号 043-266-5433
住所 千葉県千葉市中央区南生実町1210番地
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 木ノ間南遺跡
遺跡名かな きのまみなみいせき
本内順位 1
遺跡所在地 千葉県千葉市若葉区和泉町345他
所在地ふりがな ちばしわかばくいずみちょう345ほか
市町村コード 12104
遺跡番号 3499
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353438.12
東経(世界測地系)度分秒 1401542.13
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.577255 140.261702
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19910215-19910308
20070821-20071001
調査面積(㎡)
1300
1200
調査原因 ゴルフ場建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
陥穴4
主な遺物
縄文土器(撚糸・黒浜・加曽利E・加曽利B)
特記事項 種別 : 包蔵地
種別
散布地
時代
平安
主な遺構
遺物集中地点1
主な遺物
土師器
磁器
特記事項 種別 : 包蔵地
遺物集中地点から野呂・宮ノ台遺跡の平窯で焼かれた土器が出土。
種別
散布地
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
陥穴10
土壙
溝状遺構
主な遺物
特記事項 種別 : 包蔵地
遺跡名 沢ノ台遺跡
遺跡名かな さわのだいいせき
本内順位 2
遺跡所在地 千葉県千葉市若葉区和泉町402-1他
所在地ふりがな ちばしわかばくいずみちょう402-1ほか
市町村コード 12104
遺跡番号 3503
北緯(日本測地系)度分秒 353434
東経(日本測地系)度分秒 1401520
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.5794 140.2523
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19920210-19920228
19961101-19970131
20070821-20080207
調査面積(㎡)
1830
5280
440
2230
調査原因 ゴルフ場建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡6
陥穴3
小陥穴・貯蔵穴41
墓壙2
主な遺物
縄文土器(撚糸・条痕・黒浜・加曽利E)
土錘1
土玉1
石鏃23
石匙2
磨石1
打製石斧4
磨製石斧
硬玉大珠1
特記事項 加曽利E2式期の環状集落。分割した硬玉大珠が出土。貯蔵穴は底面に子ピットを持つ小堅穴が主体となる。
遺跡名 沢ノ台南遺跡
遺跡名かな さわのだいみなみいせき
本内順位 3
遺跡所在地 千葉県千葉市若葉区和泉町422-2他
所在地ふりがな ちばしわかばくいずみちょう422-2ほか
市町村コード 12104
遺跡番号 3504
北緯(日本測地系)度分秒 353424.000000
東経(日本測地系)度分秒 1401507.00
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.5766 140.2487
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19960821-19961031
20081003-20081014
調査面積(㎡)
1125
155
1090
調査原因 ゴルフ場建設
遺跡概要
種別
時代
縄文
主な遺構
陥欠8
炉穴1
主な遺物
縄文土器(撚糸・条痕・浮島・加曽利E・加曽利B・安行1)
石鏃6
石匙2
打製石斧3
敲石3
土製玦状耳飾1
特記事項 土製玦状耳飾が出土。
種別
集落
時代
平安
主な遺構
主な遺物
土師器
特記事項
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
柱穴
主な遺物
特記事項
遺跡名 蛇喰遺跡
遺跡名かな じぁばみいせき
本内順位 4
遺跡所在地 千葉県千葉市若葉区和泉町415-3他
所在地ふりがな ちばしわかばくいずみちょう415-3ほか
市町村コード 12104
遺跡番号 3501
北緯(日本測地系)度分秒 353420.00
東経(日本測地系)度分秒 1401503.00
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.5755 140.2476
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19960701-19960820
20070821-20071115
調査面積(㎡)
1170
150
300
調査原因 ゴルフ場建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
陥穴6
土壙1
主な遺物
縄文土器(撚糸・条痕,浮島,沖津,下小野)
特記事項 種別 : 包蔵地
種別
散布地
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
炉穴1
主な遺物
特記事項 種別 : 包蔵地
種別
散布地
時代
不明
主な遺構
陥穴1
土壙3
主な遺物
特記事項 種別 : 包蔵地
遺跡名 芋ノ谷東遺跡
遺跡名かな いものたにひがしいせき
本内順位 5
遺跡所在地 千葉県千葉市若葉区和泉町638他
所在地ふりがな ちばしわかばくいずみちょう638ほか
市町村コード 12104
遺跡番号 3496
北緯(日本測地系)度分秒 353433.00
東経(日本測地系)度分秒 1401503.00
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.5791 140.2476
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19960401-19960628
19970201-19970331
調査面積(㎡)
4080
5311
調査原因 ゴルフ場建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡4
陥穴1
小堅穴
貯蔵穴
遺物集中地点3
主な遺物
縄文土器(撚糸・浮島・阿玉台・加曽利E・堀之内・加曽利B)
土錘12
石鏃29
石錐1
打製石斧5
磨製石斧6
石皿2
台石1
敲石19
凹石2
磨石16
浮子1
特記事項 縄文時代早期稲荷台式期の遺物集中区からは山形押型土器が出土。中期後半は沢ノ台遺跡と同時代の集落。炉の形態は埋甕炉・土器片囲炉とバラエティに富む。
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居跡1
主な遺物
特記事項 へら書「伴」を刻んだ須恵器の大甕が出土。
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居跡5
掘立柱建物跡6
方形周溝状遺構1
遺物集中地点1
主な遺物
特記事項
遺跡名 木戸脇遺跡
遺跡名かな きどわきいせき
本内順位 6
遺跡所在地 千葉県千葉市若葉区和泉町231-1他
所在地ふりがな ちばしわかばくいずみちょう231-1ほか
市町村コード 12104
遺跡番号 3502
北緯(日本測地系)度分秒 353454
東経(日本測地系)度分秒 1401515
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.5849 140.2509
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19920227-19940306
19940201-19940330
調査面積(㎡)
320
2100
調査原因 ゴルフ場建設
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
土壙22
主な遺物
縄文土器(撚糸・浮島2)
磨製石斧
石皿
台石
敲石
凹石
磨石
浮子
特記事項
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居跡1
土壙2
主な遺物
特記事項 主な時代 : 古墳後期
和泉神社に前方後円墳の寺井田古墳の石棺と伝えられる筑波石が存在。古墳時代の住居は同古墳に関係。
種別
集落
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡3
地下式坑3
土壙42
主な遺物
特記事項 中近世の遺構群は改修前の東金街道に伴うものと思われる。
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
掘立柱建物跡1
道状遺構1
溝状遺構15
主な遺物
特記事項
要約 [木野間南遺跡 要約]
。陥穴を主体とする縄文時代早期と中近世の狩猟場的性格 
[沢ノ台遺跡 要約]
。縄文時代中期後半加曽利E2式期の短期間に形成された環状集落 
[沢ノ台南遺跡 要約]
。陥穴を主体とする沢ノ台遺跡の狩猟場的性格 
[蛇喰遺跡 要約]
。陥穴を主体とする縄文時代早期と中近世の狩猟場的性格 
[芋ノ谷東遺跡 要約]
。縄文時代中期後半加曽利E2式期の短期間に形成された環状集落。古墳~奈良時代にかけては住居・掘立・墓が揃った小規模な集落  
[木戸脇遺跡 要約]
。縄文時代中期後半の土壙が多く検出されている点から、同期の集落が存在した可能性がある。古墳時代の住居は、近隣に存在する前方後円墳
の寺井田古墳との関係があり、中近世の遺構は改修前の東金街道に関連する遺構。

沢ノ台・芋ノ谷東遺跡は加曾利E2式期の基本的な集落形態を提示し、芳賀輪遺跡や僧御堂遺跡の前半期と並行する。
鹿島川中流域の縄文時代中期後半の遺跡は、このような形態の集落が、時期・占地を異にして形成されている。

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