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千葉市種ヶ谷津遺跡(第5次)

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/90561
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.90561
引用表記 千葉市教育振興財団埋蔵文化財調査センター 2020 『千葉市種ヶ谷津遺跡(第5次) 』千葉市教育振興財団埋蔵文化財調査センター
千葉市教育振興財団埋蔵文化財調査センター 2020 『千葉市種ヶ谷津遺跡(第5次) 』
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書名 千葉市種ヶ谷津遺跡(第5次)
発行(管理)機関 千葉市埋蔵文化財調査センター - 千葉県
書名かな ちばしたねがやついせき(だい5じ)
副書名 廃棄物(木くず)中間処理施設の拡張工事に伴う埋蔵文化財調査報告書
巻次
シリーズ名
シリーズ番号
編著者名
編集機関
千葉市教育振興財団埋蔵文化財調査センター
発行機関
千葉市教育振興財団埋蔵文化財調査センター
発行年月日 20200331
作成機関ID 12100
郵便番号 2600814
電話番号 0432665433
住所 千葉市中央区南生実町1208
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 種ヶ谷津遺跡
遺跡名かな たねがやついせき
本内順位
遺跡所在地 千葉市中央区生実町2660-1他
所在地ふりがな ちばしちゅうおうくおゆみちょう2660-1ほか
市町村コード 12101
遺跡番号 4130
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 353400.0
東経(世界測地系)度分秒 1400933.3
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.566666 140.15925
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20180409-20181217
調査面積(㎡)
7380
調査原因 施設拡張
遺跡概要
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴建物跡
土坑
柱穴
主な遺物
土器
土製品
石製品
石器
特記事項 主な時代ー縄文時代(前期から後期)
貝層 土器片錘未成品
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
遺構外
主な遺物
土器
特記事項 主な時代ー弥生時代(前期末葉~中期後葉)
丸子式系 東北地方南部
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
建物跡
土坑
主な遺物
土師器
須恵器
土製品
石製品
鉄製品
特記事項 主な時代ー古墳時代(後期)
貝層 製鉄関連遺物
種別
集落
時代
古代(細分不明)
主な遺構
遺構外
主な遺物
土器
特記事項
種別
集落
時代
近世(細分不明)
主な遺構
溝跡
土坑
焼土跡
主な遺物
陶磁器
石器
特記事項
要約 1縄文時代 縄文時代中期中葉、加曽利EⅡ式期の竪穴建物跡1軒、小竪穴2基、土坑3基が検出され、加曽利EⅡ 式期の小規模集落が展開することが明らかになった。竪穴建物跡から土器片錘未成品、土坑内から貝層が 検出されている。その他に縄文前期・阿玉台式・加曽利B2式期の可能性がある土坑・柱穴が検出された。 また、詳細な時期は不明だが、陥穴が3基検出された。遺構外出土の遺物は縄文時代前期~後期までの時 期幅があり、阿玉台式~加曽利EⅡ式が多い。2弥生時代 遺構は検出されなかったが、調査区内北東部を中心に弥生時代前期末葉~中期前葉の土器が少量出土し ている。荒海式のほかに東海地方の丸子式系、東北地方南部の土器が検出された。また、1点だが宮ノ台 式の可能性がある土器が出土している。3古墳時代 古墳時代後期の竪穴建物跡24軒、土坑21基が検出された。これらの竪穴建物跡は一時期に形成されたも のではなく、TK23~43型式期までの時期幅がある。最も遺構数が多いのはTK47~TK10型式期である。ま た、竪穴建物跡覆土から小規模な貝層が検出され、製鉄に係る遺物も出土している。4古代 古代の遺構はなく、遺物もごく僅かである。過去の調査では台地縁辺部の斜面地から大量の遺物が出土 しているが、台地上の利用はされなかったようである。5近世 近世と考えられる溝跡が1条、土坑が2基、焼土跡が3基検出された。溝状遺構は道跡の可能性が高い。

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