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東京外かく環状道路埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31142
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.31142
引用表記 千葉県教育振興財団 2011 『千葉県教育振興財団調査報告664:東京外かく環状道路埋蔵文化財調査報告書』東日本高速道路株式会社他
千葉県教育振興財団 2011 『東京外かく環状道路埋蔵文化財調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告664
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書名 東京外かく環状道路埋蔵文化財調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな とうきょうがいかくかんじょうどうろまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ3
副書名 市川市北下遺跡(1)〜(8)
巻次 3
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 664
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
東日本高速道路株式会社
千葉県教育振興財団
発行年月日 20110325
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 北下遺跡
遺跡名かな きたしたいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県市川市国分五丁目946-1
所在地ふりがな ちばけんいちかわしこくぶんごちょうめ
市町村コード 12203
遺跡番号 007
北緯(日本測地系)度分秒 354439
東経(日本測地系)度分秒 1395510
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.7474 139.9162
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20021101-20030214
20030407-20030613
20040407-20050228
20050411-20060328
20060403-20061130
20070514-20080227
20100803-20100924
調査面積(㎡)
4949
4700
3400
10830
5033
875
30
調査原因 道路建設事業に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
時代
縄文
古墳
主な遺構
主な遺物
縄文土器・縄文時代石器(石皿・磨石)
土師器
須恵器
滑石製臼玉
特記事項
種別
時代
奈良
平安
主な遺構
登窯
平窯
大型土坑2
灰原
主な遺物
土師器
須恵器
灰釉陶器
緑釉陶器
瓦塼類(軒丸瓦・軒平瓦・丸瓦・平瓦・熨斗瓦・道具瓦)
梵鐘片
銅製品(銙帯金具ほか)
鉄製品(獣脚・鉄鏃・鎌・刀子・釘ほか)
特記事項 調査した瓦窯2基については、(「下総国分寺跡附北下瓦跡窯」の名称で国指定史跡「下総国分寺跡」に追加指定された。

種別:瓦窯
種別
その他の生産遺跡
時代
奈良
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
近代(細分不明)
主な遺構
梵鐘鋳造遺構
鋳造遺構底型
鋳造関連遺構
主な遺物
梵鐘鋳造関連遺物(鋳型・溶解炉片・銅粒類ほか)
銭貨(「神功開寶」)
瓦類
特記事項 主な時代:奈良時代以降
種別:梵鐘鋳造遺構及びその関連遺構
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居5
土坑
性格不明遺構4
溝状遺構5
主な遺物
土師器
須恵器
墨書土器(「講院」・「金」・蛇行記号ほか)
瓦摶類(軒丸瓦・軒平瓦・丸瓦・平瓦・熨斗瓦・道具瓦ほか)
石製品(銙帯・紡輪・砥石ほか)
土製品(球状土錘・支脚ほか)
木製品(部材)
特記事項
種別
散布地
時代
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
溝状遺構4
土坑8
主な遺物
中国産青磁
美濃・瀬戸産陶器類
常滑産陶器類
銭貨(開元通宝ほか)
木製品(木簡・将棋駒「香」・人形・斎串・獣脚・杓子・下駄ほか)
漆器(櫛・椀)
鉛あるいは鍚製品(管)
鉄製品
トンボ玉
特記事項 種別:包蔵地
要約 [北下遺跡 要約]
北下遺跡は下総国分僧寺の伽藍中枢から東へ約150mの地点に位置し、国分谷を臨む台地縁辺部から台地裾部の低地にかけて調査を実施した。その結果、中央部に生産関連の遺構群が集中することが明らかになり、瓦窯としては下総国分寺創建期の登窯と平窯の2基がみつかった。平窯は有牀(ロストル)式への過渡期の形態をとどめており、両者の位置関係から同時に併存していたと考えられる。瓦窯廃絶後には周辺を整地して、9世紀中葉以降に5軒の竪穴住居が順次営まれる。また鋳造関連遺構としては、SX002の埋土内から梵鐘の鋳型片が出土し、梵鐘を鋳造した遺構であることが明らかになった。SK020は鋳造遺構の底型部分を残していた。出土瓦類のうち、軒瓦は国分寺創建期のものが大半をしめる。また熨斗瓦はいわゆる切り熨斗瓦で、1000点近く出土し、ほかに多様な道具瓦類も出土した。なお縄文時代の遺物として、製塩に関連すると考えられる土器群がややまとまって出土した。

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