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印西市曽谷窪遺跡

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/55977
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.55977
引用表記 千葉県教育振興財団 2011 『千葉県教育振興財団調査報告661:印西市曽谷窪遺跡』千葉県県土整備部他
千葉県教育振興財団 2011 『印西市曽谷窪遺跡』千葉県教育振興財団調査報告661
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書名 印西市曽谷窪遺跡
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな いんざいしそやくぼいせき
副書名 総合交付金(住基)委託(埋蔵文化財調査)報告書
巻次
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 661
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
千葉県県土整備部
千葉県教育振興財団
発行年月日 20110325
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 曽谷窪遺跡
遺跡名かな そやくぼいせき
本内順位 1
遺跡所在地 千葉県印西市大森字曽谷窪2428-15
所在地ふりがな ちばけんいんざいしおおもりあざそやくぼ
市町村コード 12231
遺跡番号 019
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354937
東経(世界測地系)度分秒 1400900
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.826944 140.15
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20100901-20101018
調査面積(㎡)
800
調査原因 主要地方道千葉竜ケ崎線建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
遺物集中
主な遺物
石核
剥片
特記事項 弥生時代後期の集落。弥生土器は印旛沼北岸地域。
種別 : 包含地
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
縄文土器(早期・後期)
特記事項 奈良・平安時代の集落。鍛冶関連遺構・遺物が出土。
種別 : 包含地
種別
集落
時代
弥生
主な遺構
竪穴建物5
主な遺物
弥生土器
特記事項
種別
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴建物4
土坑3
主な遺物
土師器
須恵器
鉄製品(刀子ほか)
特記事項
要約 [曽谷窪遺跡 要約]
曽谷窪遺跡は、主に弥生時代後期と奈良・平安時代の集落で構成される。旧石器時代ではIV層からVI層相当の土層から小規模な遺物集中地点が1か所けんしゅつされ、石核などが出土した。縄文時代の遺構は検出されず、早期・後期の土器片が少量出土したのみである。ただし近隣の天神部分にまとまっており、分布密度は高い。遺物は付加縄文時代などが施された甕が主体であり、印旛沼北岸地域に多く見られる土器群である。奈良・平安時代の竪穴住居は台地中央のほか、南側の緩斜面にも立地している。そのうちSI-003は横長長方形の形態を呈し、鉄滓の出土と大きな土坑を有することと合わせて鍛冶工房の可能性がある。SI?008や遺構外からも鞴の羽口や鉄滓が出土した。曽谷窪遺跡ではこれまでの調査で製鉄関連の遺構・遺物が出土しており、今回の調査でも関連する様相がうかがえる。またSI-006 などから瓦片が出土したが、それらは近接する曽谷ノ窪瓦窯跡で焼成されたものと思われる。しかし今回の調査では瓦窯関連の遺構は検出されなかった。なお瓦窯で焼成された瓦は天神台遺跡が所在する台地南縁に位置する木下別所廃寺に供給されたものである。

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