URL |
https://sitereports.nabunken.go.jp/115074
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DOI 二次元コード |
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DOI |
http://doi.org/10.24484/sitereports.115074
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引用表記 |
千葉県文化財センター 1985 『千葉県教育振興財団調査報告93:主要地方道成田安食線道路改良工事(住宅宅地関連事業)地内埋蔵文化財発掘調査報告書』千葉県文化財センター他
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千葉県文化財センター 1985 『主要地方道成田安食線道路改良工事(住宅宅地関連事業)地内埋蔵文化財発掘調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告93
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wikipedia 出典テンプレート :
{{Cite book|和書|first=広美|last=石田|first2=清隆|last2=小林|first3=仁|last3=横山|first4=恭一|last4=萩原|title=主要地方道成田安食線道路改良工事(住宅宅地関連事業)地内埋蔵文化財発掘調査報告書|origdate=1985-03-30|date=1985-03-30|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/115074|location=千葉県千葉市葛城2-10-1|ncid=BN12327535|doi=10.24484/sitereports.115074|series=千葉県教育振興財団調査報告|volume=93}}
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ファイル |
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書名 |
主要地方道成田安食線道路改良工事(住宅宅地関連事業)地内埋蔵文化財発掘調査報告書 |
発行(管理)機関 |
(公財)千葉県教育振興財団文化財センター
- 千葉県
|
書名かな |
しゅよう ちほうどう なりた あじきせん どうろ かいりょう こうじ じゅうたく たくち かんれん じぎょう ちない まいぞう ぶんかざい はっくつ ちょうさ ほうこくしょ |
副書名 |
|
巻次 |
本文・図版 |
シリーズ名 |
千葉県教育振興財団調査報告 |
シリーズ番号 |
93 |
編著者名 |
|
編集機関 |
千葉県文化財センター
|
発行機関 |
千葉県文化財センター
千葉県土木部
|
発行年月日 |
19850330 |
作成機関ID |
122289 |
郵便番号 |
280 |
電話番号 |
0472256478 |
住所 |
千葉県千葉市葛城2-10-1 |
報告書種別 |
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
|
資料タイプ |
Research Paper |
発掘調査報告 |
掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象) |
所蔵大学(NCID) |
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JP番号 |
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他の電子リソース |
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備考 |
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所収論文 |
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所収遺跡 |
遺跡名 |
前原1遺跡 |
遺跡名かな |
まえはら1いせき |
本内順位 |
1 |
遺跡所在地 |
千葉県印旛郡栄町大字竜角寺字前原1045ほか |
所在地ふりがな |
ちばけんいんばぐんさかえまちおおあざりゅうかくじあざまえはら1045ほか |
市町村コード |
12329 |
遺跡番号 |
001 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
354927.3318 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1401630.4674 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
35.824258 140.275129
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
19800506-19800527
19800701-19800930
|
調査面積(㎡) |
2600
|
調査原因 |
主要地方道成田安食線道路改良事業に伴う埋蔵文化財調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
その他の生産遺跡
古墳
散布地
|
時代 |
旧石器
古墳
|
主な遺構 |
竪穴住居跡
玉作工房跡
方墳
|
主な遺物 |
旧石器時代石器
土師器
須恵器
直刀
土玉
石製模造品未成品
|
特記事項 |
旧石器時代石器はⅡ層下部~Ⅲ層にかけての出土で、石材のほとんどがメノウで占められ、石核が多いのが特徴である。 遺跡名かな:まえはらいちいせき |
|
遺跡名 |
前原2遺跡 |
遺跡名かな |
まえはら2いせき |
本内順位 |
2 |
遺跡所在地 |
千葉県印旛郡栄町大字竜角寺字前原1048ほか |
所在地ふりがな |
ちばけんいんばぐんさかえまちおおあざりゅうかくじあざまえはら1048ほか |
市町村コード |
12329 |
遺跡番号 |
002 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
354925.215 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1401635.4756 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
35.82367 140.276521
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
19800605-19800621
19801001-19801110
|
調査面積(㎡) |
2500
|
調査原因 |
主要地方道成田安食線道路改良事業に伴う埋蔵文化財調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
散布地
|
時代 |
縄文
古墳
|
主な遺構 |
竪穴住居跡
|
主な遺物 |
縄文土器
土玉
|
特記事項 |
遺跡名かな:まえはらにいせき |
|
遺跡名 |
五丹歩遺跡 |
遺跡名かな |
ごたんぶいせき |
本内順位 |
3 |
遺跡所在地 |
千葉県印旛郡栄町大字竜角寺字五丹歩1044-2ほか |
所在地ふりがな |
ちばけんいんばぐんさかえまちおおあざりゅうかくじあざごたんぶ1044-2ほか |
市町村コード |
12329 |
遺跡番号 |
003 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
354929.5782 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1401621.6948 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
35.824882 140.272693
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
19800623-19800710
19801110-19810228
|
調査面積(㎡) |
225
2800
|
調査原因 |
主要地方道成田安食線道路改良工事に伴う埋蔵文化財調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
墓
経塚
散布地
|
時代 |
縄文
古墳
奈良
江戸
|
主な遺構 |
竪穴住居跡
土坑墓
|
主な遺物 |
縄文土器
土錘
縄文石器
土師器
鉄斧
蔵骨器
|
特記事項 |
|
|
遺跡名 |
池上り1遺跡 |
遺跡名かな |
いけあがり1いせき |
本内順位 |
4 |
遺跡所在地 |
千葉県印旛郡栄町大字竜角寺字池上り978ほか |
所在地ふりがな |
ちばけんいんばぐんさかえまちりゅうかくじあざいけあがり978ほか |
市町村コード |
12329 |
遺跡番号 |
004 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
354930.8886 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1401615.2322 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
35.825246 140.270897
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
19810107-19810228
|
調査面積(㎡) |
1250
|
調査原因 |
主要地方道成田安食線道路改良工事に伴う埋蔵文化財調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
散布地
|
時代 |
縄文
|
主な遺構 |
炉穴
|
主な遺物 |
縄文土器
縄文石器
|
特記事項 |
遺跡名かな:いけあがりいちいせき |
|
遺跡名 |
池上り2遺跡 |
遺跡名かな |
いけあがり2いせき |
本内順位 |
5 |
遺跡所在地 |
千葉県印旛郡栄町大字竜角寺字池上り978ほか |
所在地ふりがな |
ちばけんいんばぐんさかえまちおおあざりゅうかくじあざいけあがり978ほか |
市町村コード |
12329 |
遺跡番号 |
005 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
354933.5922 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1401609.7494 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
35.825997 140.269374
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
19810301-19810331
19810406-19810630
|
調査面積(㎡) |
600
100
|
調査原因 |
主要地方道成田安食線道路改良工事に伴う埋蔵文化財調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
古墳
散布地
|
時代 |
縄文
古墳
|
主な遺構 |
炉穴
前方後円墳
|
主な遺物 |
縄文土器
抉状耳飾り
|
特記事項 |
遺跡名かな:いけあがりにいせき |
|
遺跡名 |
大畑3遺跡 |
遺跡名かな |
おおばたけ3いせき |
本内順位 |
6 |
遺跡所在地 |
千葉県印旛郡栄町大字竜角寺字大畑907ほか |
所在地ふりがな |
ちばけんいんばぐんさかえまちおおあざりゅうかくじあざおおばたけ907ほか |
市町村コード |
12329 |
遺跡番号 |
011 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
354942.2358 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1401609.4872 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
35.828398 140.269302
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
19810506-19810630
|
調査面積(㎡) |
2500
|
調査原因 |
主要地方道成田安食線道路改良工事に伴う埋蔵文化財調査 |
遺跡概要 |
種別 |
その他の生産遺跡
|
時代 |
近代(細分不明)
|
主な遺構 |
炭窯
|
主な遺物 |
|
特記事項 |
遺跡名かな:おおばたけさんいせき |
|
遺跡名 |
向台遺跡 |
遺跡名かな |
むかいだいいせき |
本内順位 |
7 |
遺跡所在地 |
千葉県印旛郡栄町大字酒直字向台467-1 |
所在地ふりがな |
ちばけんいんばぐんさかえまちおおあざさかなおあざむかいだい467-1 |
市町村コード |
12329 |
遺跡番号 |
012 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
354945.2238 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1401544.2080 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
35.829228 140.26228
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
19810910-19820311
|
調査面積(㎡) |
4393
|
調査原因 |
主要地方道成田安食線道路改良工事に伴う埋蔵文化財調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
散布地
|
時代 |
旧石器
縄文
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
|
主な遺構 |
竪穴住居跡
掘立柱建物跡
|
主な遺物 |
縄文土器
土師器
須恵器
唐三彩陶枕
陶硯
土玉
羽口
|
特記事項 |
向台遺跡では古墳時代後期から平安時代にかけての竪穴住居跡が28軒検出されるとともに、谷部から多量の土器類が出土している。この谷部からは、出土例の少ない唐三彩の陶枕片や畿内産土師器・東北産土師器も出土しており、谷を挟んで南東側に位置する埴生郡衙推定地の大畑Ⅰ遺跡から廃棄された可能性が高い。 |
|
遺跡名 |
大畑2遺跡 |
遺跡名かな |
おおばたけ2いせき |
本内順位 |
8 |
遺跡所在地 |
千葉県印旛郡栄町大字竜角寺字大畑849ほか |
所在地ふりがな |
ちばけんいんばぐんさかえまちおおあざりゅうほか849かくじあざおおばたけ849ほか |
市町村コード |
12329 |
遺跡番号 |
014 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
354939.5868 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1401603.3744 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
35.827663 140.267604
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
19800301-19800331
|
調査面積(㎡) |
500
|
調査原因 |
主要地方道成田安食線道路改良工事に伴う埋蔵文化財調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
|
時代 |
平安
|
主な遺構 |
竪穴住居跡
|
主な遺物 |
|
特記事項 |
遺跡名かな:おおばたけにいせき |
|
遺跡名 |
大畑1遺跡 |
遺跡名かな |
おおはた1いせき |
本内順位 |
9 |
遺跡所在地 |
千葉県印旛郡栄町大字竜角寺字大畑870ほか |
所在地ふりがな |
ちばけんいんばぐんさかえまちおおあざりゅうかくじあざおおばたけ870ほか |
市町村コード |
12329 |
遺跡番号 |
006 |
北緯(日本測地系)度分秒 |
|
東経(日本測地系)度分秒 |
|
北緯(世界測地系)度分秒 |
354943.3524 |
東経(世界測地系)度分秒 |
1401553.4306 |
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) |
35.828709 140.264841
|
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
|
調査期間 |
19800301-19800331
19800701-19800916
19820412-19821214
19820701-19821031
19820601-19821130
19830108-19830131
19830212-19830326
19830318-19830326
19831007-19831031
19831114-19831221
|
調査面積(㎡) |
500
956
3901
1140
|
調査原因 |
主要地方道成田安食線道路改良工事に伴う埋蔵文化財調査 |
遺跡概要 |
種別 |
集落
古墳
散布地
|
時代 |
旧石器
縄文
古墳
飛鳥白鳳
奈良
平安
|
主な遺構 |
竪穴住居跡
掘立柱建物跡
溝
井戸
円墳
炉穴
陥穴
|
主な遺物 |
旧石器時代石器
縄文土器
土師器
須恵器
埴輪
瓦
土玉
|
特記事項 |
61棟検出された飛鳥時代~平安時代の掘立柱建物群は、東西200m、南北150m~180mほどの範囲に建てられているようで、区画溝は東側のみに確認された。建物の変遷は大きくⅤ期に分けられ、特にⅣ期とⅤ期の8世紀後半段階にはかなり規格性をのある配置を採っている。 主要な建物である政庁や正倉は確認されていないが、周辺の遺跡の状況等から、本遺跡は下総国埴生郡衙となる可能性が高い。
遺跡名かな:おおはたいちいせき |
|
|
要約 |
9ヶ所の遺跡は印旛沼北東岸を望む台地上に位置し、主要地方道成田安食線の道路改良工事に伴って、昭和55年度から58年度にかけて発掘調査が実施された。 旧石器時代の石器は、前原Ⅰ遺跡・向台遺跡・大畑Ⅰ遺跡で出土した。前原Ⅰ遺跡はⅡ層下部~Ⅲ層、大畑Ⅰ遺跡はⅢ層上面で、石器が少なく石核が主体である。石材はメノウが多くを占めている。向台遺跡はⅥ層~Ⅶ層から出土している。縄文時代の竪穴住居跡は確認されなかったが、池上りⅠ遺跡と池上りⅡ遺跡で早期の炉穴が集中して検出された。縄文土器は早期を主体に後期まで出土した。 古墳時代中期の竪穴住居跡は、前原Ⅰ遺跡で6軒、前原Ⅱ遺跡で5軒・五丹歩遺跡で2軒検出され、前原Ⅰ遺跡の6軒のうち2軒は石製模造品の工房跡である。向台遺跡と大畑Ⅰ遺跡では古墳時代後期の集落が調査され、竪穴住居跡は向台遺跡で10軒、大畑Ⅰ遺跡で60軒検出され、大畑Ⅰ遺跡では4棟の小規模な掘立柱建物跡が伴う。 奈良・平安時代の集落は向台遺跡と大畑Ⅰ遺跡で検出された。向台遺跡は竪穴住居跡13軒、掘立柱建物跡跡8棟などであるが、大畑Ⅰ遺跡との間の谷部から唐三彩の陶枕や緑釉陶器、畿内産土師器、合子などの須恵器など豊富な遺物が出土しており、大畑Ⅰ遺跡から廃棄されたものと考えられる。大畑Ⅰ遺跡では、竪穴住居跡7軒、掘立柱建物跡61棟が検出された。掘立柱建物群は規則的な建物配置をとっており、下総国埴生郡衙の有力な推定地となっている。 |