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常磐自動車道埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31844
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.31844
引用表記 千葉県文化財センター 1986 『千葉県文化財センター調査報告112:常磐自動車道埋蔵文化財調査報告書』日本道路公団東京第一建設局他
千葉県文化財センター 1986 『常磐自動車道埋蔵文化財調査報告書』千葉県文化財センター調査報告112
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書名 常磐自動車道埋蔵文化財調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな じょうばんじどうしゃどうまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 元割・聖人塚・中山新田1
巻次 4
シリーズ名 千葉県文化財センター調査報告
シリーズ番号 112
編著者名
編集機関
千葉県文化財センター
発行機関
日本道路公団東京第一建設局
千葉県文化財センター
発行年月日 19860331
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 元割遺跡
遺跡名かな もとわりいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県柏市青田新田飛地字元割212ほか
所在地ふりがな かしわしあおたしんでんとびちあざもとわり
市町村コード 12217
遺跡番号 010
北緯(日本測地系)度分秒 355428
東経(日本測地系)度分秒 1395622
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.911 139.9362
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19790402-19800229
調査面積(㎡)
11300
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中地点5
主な遺物
旧石器時代石器(尖頭器、削器、ナイフ形石器、石核、剥片、礫器、礫)
特記事項
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
石器(石鏃、石斧)
縄文土器(中期)
特記事項
種別
その他の生産遺跡
時代
近世(細分不明)
主な遺構
野馬土手1
主な遺物
特記事項
遺跡名 聖人塚遺跡
遺跡名かな しょうにんづかいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県柏市大青田字聖人塚694ほか
所在地ふりがな かしわしおおあおだあざしょうにんづか
市町村コード 12217
遺跡番号 009
北緯(日本測地系)度分秒 355430
東経(日本測地系)度分秒 1395608
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.9115 139.9323
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19790414-19800331
調査面積(㎡)
43600
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中地点22
主な遺物
旧石器時代石器(ナイフ形石器、尖頭器、角錐状石器、削器、彫器、楔形石器、剥片、石核、石斧、礫器、礫)
特記事項
種別
集落
散布地
時代
縄文
主な遺構
炉穴23
焼土遺構10
竪穴住居20
竪穴状遺構8
埋甕2
土坑29
主な遺物
縄文土器(早期前半(撚糸文、沈線文)、早期後半(条痕文)、前期前半(黒浜)、前期後半(諸磯、浮島)、中期前半(五領ヶ台、勝坂、阿玉台)、中期後半(加曽利E)、後期前半(称名寺、堀之内)、後期後半(加曽利B、安行1・2)、晩期(安行3〜)、土製品(玦状耳飾、土偶、土器片錐、土器片円板)、石器(石鏃、石錐、楔形石器、削器、石核、剥片、打製石斧、磨製石斧、局部磨製石斧、礫器、磨石、敲石)
特記事項
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居4
主な遺物
土製品(支脚)
土師器
須恵器
特記事項
遺跡名 中山新田1遺跡
遺跡名かな なかやましんでん1いせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県柏市十余二572ほか
所在地ふりがな かしわしとよふた
市町村コード 12217
遺跡番号 005
北緯(日本測地系)度分秒 355427
東経(日本測地系)度分秒 1395558
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.9107 139.9295
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19780109-19780127
19800401-19810112
調査面積(㎡)
23500
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中地点27
主な遺物
旧石器時代石器(局部磨製石斧、ナイフ形石器、石刃、石錐、削器、彫器、ハンマーストーン、台石、石核、剥片)
特記事項
種別
集落
散布地
時代
縄文
主な遺構
土坑19
炉穴20
焼土遺構1
竪穴住居8
竪穴状遺構10
主な遺物
縄文土器(早期前半(撚糸文、沈線文)、早期後半(条痕文)、前期前半(黒浜)、前期後半(諸磯、浮島)、中期前半(五領ヶ台、勝坂、阿玉台)、中期後半(加曽利E)、後期前半(称名寺、堀之内)後期後半(加曽利B、安行1・2)、晩期(安行3〜)、土製品(玦状耳飾、土器片錐、土器片円板)、石器(有舌尖頭器、石鏃、石槍、石錐、楔形石器、削器、打製石斧、磨製石斧、礫器、スタンプ状石器、磨石、敲石)
特記事項
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴住居1
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
要約 [元割遺跡 要約]
元割遺跡は利根川右岸の支谷により形成された標高16m〜18mの台地上に立地する。旧石器時代の主な成果として、終末期から尖頭器が、4層からナイフ形石器等が多く出土した。縄文時代の遺構はない。遺物は少量であるが中期前半の土器が出土した。近世では、野馬土手が調査された。野馬土手は享保8年(1723年)以降の「新土手」と思われる。また「捕込」の一部の可能性がある。 
[聖人塚遺跡 要約]
聖人塚遺跡は利根川右岸の支谷により形成された標高16m〜18mの台地上に立地する。旧石器時代のブロックが多く検出された。主な成果としては、10層上部からナイフ形石器が出土し、その後に石刃石器群が続く。6層下部からもナイフ形石器の一括資料が出土した。4層〜5層からは角錐状石器と尖頭器が出土し、3層からは玉髄製石器群が出土した。縄文時代では、中期前半の阿玉台式期及び中期中葉の勝坂式末期から中峠式期の集落が検出され、出土土器もその時期のものが主体を占める。また早期後半の炉穴も比較的多く検出された。奈良・平安時代は4軒の竪穴住居が検出された。出土土器から9世紀後半から10世紀前半の年代が考えられる。 
[中山新田1遺跡 要約]
中山新田1遺跡は利根川右岸の支谷により形成された標高16m〜18mの台地上に立地する。旧石器時代のブロックが多く検出された。主な成果としては、まず9層からナイフ形石器群が出土し、7層からは石刃技法のナイフ形石器群等が出土した。また3層からもナイフ形石器が出土した。縄文時代では、中期前半の阿玉台式期から中期後半の加曽利E式、後期前半の堀之内式期までの竪穴住居等が検出されたほか、早期後半の炉穴も多く検出された。出土土器は阿玉台式が主体を占める。奈良・平安時代は遺構が少なく、検出されたのは竪穴住居1基のみである。隅カマドをもち、時期は8世紀後葉と考えられる。 

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