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市原市釈迦山古墳発掘調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31417
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.31417
引用表記 財団法人千葉県文化財センター 1996 『千葉県文化財センター調査報告293:市原市釈迦山古墳発掘調査報告書』財団法人千葉県文化財センター
財団法人千葉県文化財センター 1996 『市原市釈迦山古墳発掘調査報告書』千葉県文化財センター調査報告293
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書名 市原市釈迦山古墳発掘調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな いちはらししゃかやまこふんはっくつちょうさほうこくしょ
副書名
巻次
シリーズ名 千葉県文化財センター調査報告
シリーズ番号 293
編著者名
編集機関
財団法人千葉県文化財センター
発行機関
財団法人千葉県文化財センター
発行年月日 19960329
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-422-8811
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 釈迦山古墳
遺跡名かな しゃかやまこふん
本内順位
遺跡所在地 千葉県市原市姉崎字山王山
所在地ふりがな ちばけんいちはらしあねさきあざさんのうさん
市町村コード 12219
遺跡番号 71
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 352819.86
東経(世界測地系)度分秒 1400252.25
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.472183 140.047847
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19951002-19951031
調査面積(㎡)
200
調査原因 学術調査
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
前方後円墳1
粘土郭
主な遺物
土師器
管玉
鉄鏃
刀子
特記事項 後円部墳頂で粘土郭が確認された。
要約 [釈迦山古墳 要約]
釈迦山古墳は養老川支流の椎津川を臨む標高約34mのやせ尾根上に立地する。東京湾東岸に築造された大規模な前期古墳であり、房総半島の古墳時代を考えるうえで重要な古墳である。姉崎古墳群の主墳であり、「上海上国」本拠地に築かれた累代の首長墓の一つである。学術上の確認調査が実施された結果、全長は93m以上、後円部径57m〜60m、くびれ部幅24.5m、前方部長36m以上、前方部幅32m以上、後円部高12m、くびれ部高7.5m、前方部高8mに復元できる。前方部は西側を向き、主軸方位はN-71°-Eである。粘土槨が後円部のほぼ中央、表土下1.6mで確認され、長さは13.9m、幅7mと推定される。後円部築造後、新たに掘り込まれたものである。後円部墳頂で土師器坩・複合口縁壺・S字状口縁甕、やや東に離れて高杯・壺類が出土し、墳頂で土器を用いた祭祀が行われた。後円部表土下50?から鉄鏃・刀子(鋏?)が出土し、蛇紋岩製管7点が墓坑から出土した。以上の内容から歴年代は4世紀後半で、4世紀前半の今富塚山古墳に続く首長墓とみられる。そのほかに、撚糸文・条痕文の縄文土器と石鏃、後期の弥生土器、平安時代のロクロ土師器杯、中世銭が出土した。

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