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東金市妙経遺跡・井戸谷9号墳

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/31993
引用表記 千葉県文化財センター 1994 『千葉県文化財センター調査報告246:東金市妙経遺跡・井戸谷9号墳』千葉県文化財センター
千葉県文化財センター 1994 『東金市妙経遺跡・井戸谷9号墳』千葉県文化財センター調査報告246
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wikipedia 出典テンプレート : {{Cite book|和書|first=道行|last=糸川|first2=信隆|last2=沖松|first3=隆|last3=四柳|first4=正春|last4=永嶋|title=東金市妙経遺跡・井戸谷9号墳|origdate=1994-03-31|date=1994-03-31|url=https://sitereports.nabunken.go.jp/31993|location=千葉県四街道市鹿渡809-2|ncid=AN10472080|series=千葉県文化財センター調査報告|volume=246}} 閉じる
ファイル
書名 東金市妙経遺跡・井戸谷9号墳
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな とうがねしみょうきょういせき・いどさく9ごうふん
副書名 房総導水路建設事業に伴う埋蔵文化財調査報告書 ; 3
巻次
シリーズ名 千葉県文化財センター調査報告
シリーズ番号 246
編著者名
編集機関
千葉県文化財センター
発行機関
千葉県文化財センター
発行年月日 19940331
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-422-8811
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 妙経遺跡
遺跡名かな みょうきょういせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県東金市松之郷字藤橋
所在地ふりがな ちばけんとうがねしまつのごうあざふじはし
市町村コード 12213
遺跡番号 6
北緯(日本測地系)度分秒 353452
東経(日本測地系)度分秒 1402128
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.5844 140.3545
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19890401-19900331
調査面積(㎡)
18390
調査原因 ダム建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
縄文土器(撚糸文
加曽利B)
主な遺物
特記事項 飛鳥4の畿内産土師器出土

種別:包蔵地
種別
集落
時代
古墳
主な遺構
竪穴住居跡46
主な遺物
土師器(鬼高)
土製支脚
刀子
砥石
土玉
鉄鏃
切子玉
石製紡錘車
土製勾玉
土製丸玉
ヤリガンナ
特記事項
種別
集落
時代
奈良
主な遺構
竪穴住居跡49
掘立柱建物跡7
主な遺物
土師器
須恵器
刀子
土玉
砥石
墨書土器
土製紡錘車
帯金具
鉄鉗
鉄製紡錘車
穂摘具
灰釉陶器碗
灰釉陶器唾壺
特記事項
種別
時代
平安
主な遺構
主な遺物
特記事項
遺跡名 井戸谷9号墳
遺跡名かな いどさく9ごうふん
本内順位
遺跡所在地 千葉県東金市松之郷字藤橋
所在地ふりがな ちばけんとうがねしまつのごうあざふじはし
市町村コード 12213
遺跡番号 5
北緯(日本測地系)度分秒 353446
東経(日本測地系)度分秒 1402129
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.5827 140.3548
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19890401-19900331
調査面積(㎡)
調査原因 ダム建設
遺跡概要
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
円墳1
主な遺物
馬具
勾玉
丸玉
土師器
須恵器
特記事項
要約 [妙経遺跡 要約]
妙経遺跡は作田川の支流によって開析された支谷を臨む標高54m〜62mの台地上に立地する。旧石器時代は単独でナイフ形石器が出土した。層位は不明である。縄文時代の遺構は陥穴3基のみである。遺物は遺構外から若干の土器が出土し、時期は早期初頭の撚糸文系、早期後半の条痕文系、後期の堀之内式・加曽利B式である。古墳時代後期、6世紀後半から平安時代前期、10世紀にわたる比較的大規模な集落が検出された。竪穴住居の軒数は130軒で、時期が不明な10軒を除くと、軒数は古墳時代、奈良・平安時代ともおよそ60軒で拮抗している。しかし、立地の傾向は異なり、8世紀以降は台地南側にはあまり竪穴住居がみられない。掘立柱建物は7棟あるが、奈良・平安時代に帰属するものであろう。棟数は少ない。南側の高所に1棟所在する掘立柱建物は3間×4間と大型の建物である。近くから出土した9世紀代の灰釉陶器唾壺が伴うとみられ、村落寺院と考えられる建物である。また方形区画墓が1基見つかったが、周囲に存在する井戸谷古墳群の系譜をひくものであろう。出土した須恵器長頸壺から7世紀末頃の築造とみられる。大型掘立柱建物と重複する遺構で、建物以前に廃絶しているが、築造にあたり同様に高所が選ばれたのであろう。近世は方形の塚が1基あり、規模は一辺18.4m×19.6mである。伴う遺物はない
[井戸谷9号墳 要約]
井戸作9号墳は作田川の支流によって開析された支谷を臨む標高55mの台地上に立地する。一重の周溝をもつ円墳で、規模は21.7m〜23mである。遺存する盛土の高さは旧表土から1.7mである。埋葬施設は古墳の南東裾に位置する横穴式石室であり、ほかに西側の周溝外壁に3基の土坑墓がある。また墳丘南裾に焼土遺構が存在する。遺物は石室から勾玉3点(めのう製1・鉛ガラス製2)、石製丸玉1点、鉛ガラス製丸玉2点、琥珀製なつめ玉1点、刀子片2点で、周溝出土の馬具(轡の銜)と花弁飾り金具も本来は石室内の遺物であろう。周溝からは古墳時代後期から平安時代にわたる各種の土器が出土した。近隣に所在する妙経遺跡集落から廃棄されたものとみられる。築造時期は6世紀後半と推定される

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