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千葉東金道路(二期)埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/32087
DOI 二次元コード
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.32087
引用表記 千葉県文化財センター 2003 『千葉県文化財センター調査報告440:千葉東金道路(二期)埋蔵文化財調査報告書』日本道路公団東京建設局他
千葉県文化財センター 2003 『千葉東金道路(二期)埋蔵文化財調査報告書』千葉県文化財センター調査報告440
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ファイル
書名 千葉東金道路(二期)埋蔵文化財調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな ちばとうがねどうろにきまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 松尾町赤羽根遺跡 ; 第1分冊
巻次 12
シリーズ名 千葉県文化財センター調査報告
シリーズ番号 440
編著者名
編集機関
千葉県文化財センター
発行機関
日本道路公団東京建設局
千葉県文化財センター
発行年月日 20030228
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-422-8811
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 赤羽根遺跡
遺跡名かな あかばねいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県山武郡松尾町古和字牛ケ谷651ほか
所在地ふりがな ちばけんさんぶぐんまつおまちこわあざうしがざく651ほか
市町村コード 12407
遺跡番号 7
北緯(日本測地系)度分秒 353926
東経(日本測地系)度分秒 1402533
北緯(世界測地系)度分秒
東経(世界測地系)度分秒
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.6605 140.4226
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
19950918-19960326
19960404-19970220
19970701-19970831
調査面積(㎡)
3000
2000
4000
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中地点1
主な遺物
台形様石器
ナイフ形石器
削器
石斧
敲石
台石
R剥片
U剥片
砕片
楔形石器
石核
原石
特記事項 '"楔形石器,石核,原石・礫を主体とする大規模な石器製作跡。縄文時代草創期の微隆起線文土器,多縄文系土器が出土した。"'
種別 : 包蔵地
種別
集落
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡1
炉穴1
陥穴5
主な遺物
縄文土器
石鏃
磨石
土製円盤
特記事項
種別
時代
古墳
主な遺構
主な遺物
土師器
須恵器
鉄製品
土錘
軽石
砥石
鉄滓
特記事項
種別
時代
平安
中世(細分不明)
近世(細分不明)
主な遺構
主な遺物
泥面子
特記事項
要約 [赤羽根遺跡 要約]
赤羽根遺跡は木戸川沖積地に直面する河岸段丘上で、標高15m前後の緩斜面に立地する。旧石器時代は石器集中地点が1か所検出された。層位は3層〜10層で、楔形石器・石核・原石・礫を主体とする大規模な石器製作跡である。台形様石器・ナイフ形石器・削器などの製品も出土した。縄文時代の遺構は竪穴住居1軒・炉穴1基・陥穴5基で、少ない。竪穴住居出土土器の時期は前期前葉・花積下層式であるが、量が少なく、住居の時期を表すか不明瞭である。炉穴の時期は早期後葉・茅山上層式期である。遺構外の土器は草創期から後期にかけて出土した。早期主体で、撚糸文系から条痕文系までみられる。古墳時代は前期と後期の集落が検出された。竪穴住居の数は、前期が6軒、5世紀末から7世紀代が27軒、時期不明が9軒である。前期の竪穴住居は1軒を除いて調査区東側に集中する。前期当初から後半段階まで存続するが、中期・和泉期のものはみられない。およそ1世紀の空白をおいて、集落が再度営まれ、7世紀中葉まで存続するが、後葉以降はみられない。なお隣接する大山遺跡では6世紀後半から集落が開始する。大山遺跡集落形成に際して、本遺跡からの人の移動が考えられる。平安時代は土坑1基、中世は土坑18基・道路状遺構1条が検出されたが、分布は希薄である。

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