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市川市国府台遺跡第13地点

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132355
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132355
引用表記 千葉県教育振興財団 2011 『千葉県教育振興財団調査報告665:市川市国府台遺跡第13地点』千葉県県土整備部他
千葉県教育振興財団 2011 『市川市国府台遺跡第13地点』千葉県教育振興財団調査報告665
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書名 市川市国府台遺跡第13地点
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな いちかわしこうのだいいせきだい13ちてん
副書名 地域活力基盤創造交付金委託埋蔵文化財調査報告書
巻次 3
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 665
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
千葉県県土整備部
千葉県教育振興財団
発行年月日 20110318
作成機関ID
郵便番号 284-0003
電話番号 043-424-4848
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 国府台遺跡 第13地点(3)
遺跡名かな こうのだいいせき
本内順位 1
遺跡所在地 千葉県市川市国府台1丁目2-105ほか
所在地ふりがな ちばけんいちかわしこうのだいいっちょうめ
市町村コード 12203
遺跡番号 003(3)
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354450
東経(世界測地系)度分秒 1395415
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.747222 139.904166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20101001-20101029
調査面積(㎡)
512
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
主な遺物
特記事項 勾玉は8世紀代と考えられる掘立柱建物跡の柱穴から出土した。8世紀初頭と考えられる竪穴建物から鋳造の鉄製鍋が出土した。10世紀中葉以降の墓と考えられる土坑から土器の集積と板状の鉄製品が出土した。
時代 : 縄文中期
種別 : 包含地
種別
散布地
時代
古墳
主な遺構
土師器
勾玉(碧玉製)
主な遺物
特記事項 勾玉は8世紀代と考えられる掘立柱建物跡の柱穴から出土した

種別 : 包含地
種別
集落
時代
奈良
平安
主な遺構
竪穴建物14
掘立柱建物2
土坑2
主な遺物
土師器
須恵器(8世紀から10世紀)
灰釉陶器
鉄製品(刀子
飾金具か
鋳造鉄鍋)
支脚
羽口
鉄滓
特記事項 8世紀初頭と考えられる竪穴住居から鋳造の鉄製鍋が出土した。 10世紀中葉以降の墓と考えられる土坑から土器の集積と板状の鉄製品が出土した。
要約 [国府台遺跡 第13地点(3) 要約]
国府台遺跡は江戸川下流の左岸、国府台の台地上に位置し、下総国府推定地とされている。当調査区は国府国庁推定地より約350から500m北方にあたり、常陸国への官道沿いに位置すると考えられる。検出された遺構は竪穴住居跡や掘立柱建物であるが、直接国府を構成する施設であることを示す根拠は得られなかった。遺構は国府の造営とほぼ同時期の7世紀末より営まれ始めるが、当初は国府との関連は特にうかがえない。しかし、8世紀以降9世紀半ばにかけて国府域の拡大にあわせて、掘立柱建物が出現し、竪穴住居から国府との関連をうかかがわる遺物が出土するようななる。また、鉄製品とともに製鉄関連遺物を多数出土する住居も出現し、製鉄作業を行う場であったと考えられる。10世紀以降住居は消滅するが墓壙と考えられる土坑が検出され、国府周辺の空間の利用法が変化したことを推測させる。

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