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首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/132025
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DOI http://doi.org/10.24484/sitereports.132025
引用表記 千葉県教育振興財団 2021 『千葉県教育振興財団調査報告784:首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書』千葉県教育振興財団
千葉県教育振興財団 2021 『首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告784
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書名 首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな しゅとけんちゅうおうれんらくじどうしゃどうまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 多古町大塚台遺跡(1)-(3)
巻次 38
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 784
編著者名
編集機関
千葉県教育振興財団
発行機関
千葉県教育振興財団
発行年月日 20210319
作成機関ID 122289
郵便番号 2840005
電話番号 0434228811
住所 千葉県四街道市鹿渡809番地の2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 大塚台遺跡(1)~(3)
遺跡名かな おおつかだいいせき
本内順位
遺跡所在地 香取郡多古町喜多字並木321-2の一部ほか
所在地ふりがな かとりぐんたこまちきたあざなみき
市町村コード 12347
遺跡番号 018
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354419
東経(世界測地系)度分秒 1402613
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.738611 140.436944
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20161117-20181102
調査面積(㎡)
14591
調査原因 道路建設に伴う埋蔵文化財調査
遺跡概要
種別
集落
散布地
時代
旧石器
縄文
古墳
奈良
平安
主な遺構
旧石器時代遺物集中地点12
縄文時代陥穴1
縄文時代炉穴6
縄文時代遺物集中地点
古墳時代竪穴住居跡2
奈良・平安時代竪穴建物跡9
奈良・平安時代火葬墓4
奈良・平安時代土坑13
主な遺物
旧石器時代ナイフ形石器
旧石器時代台形様石器
旧石器時代削器
旧石器時代楔形石器
旧石器時代局部磨製石斧
旧石器時代局部磨製石斧調整剥片
旧石器時代磨石
旧石器時代敲石
旧石器時代台石
縄文土器
縄文時代石器
古墳時代土師器
古墳時代土製品
奈良・平安時代土師器
奈良・平安時代三彩獣脚
奈良・平安時代蔵骨器
奈良・平安時代鉄製品
奈良・平安時代墨書土器
特記事項 旧石器時代遺物集中地点は11か所で,環状ブロック群を構成する。縄文時代遺構・遺物は,早期~中期を主体とする。奈良・平安時代の遺構が検出された箇所は南に開けた台地突端に立地し,三彩獣脚や墨書土器が出土した
要約  大塚台遺跡は,太平洋に注ぐ栗山川支流の高谷川と多古橋川支流に挟まれた標高40m~41mの台地上に立地する。第1次~3次調査では、旧石器時代から奈良・平安時代に至る遺構・遺物が検出された。旧石器時代では立川ローム層Ⅹ層~Ⅸ層の層準から台形様石器,局部磨製石斧を指標とする石器群が出土した。縄文時代の遺構は陥穴1基,炉穴6基が検出され,早期~中期を主体とする土器片が少量出土した。古墳時代では竪穴建物跡2棟を検出し,土師器や土製品が出土した。奈良・平安時代の集落跡は南に張り出す台地突端に営まれ,竪穴建物跡9棟,火葬墓4基,土坑13基が検出され,三彩獣脚や灰釉陶器,墨書土器などが出土した。火葬墓の土師器の骨蔵器からは火葬骨や炭化物が検出されており,仏教関連の遺構と考えられる。

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