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首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書

URL https://sitereports.nabunken.go.jp/139568
引用表記 公益財団法人千葉県教育振興財団 2024 『千葉県教育振興財団調査報告796:首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書』公益財団法人千葉県教育振興財団
公益財団法人千葉県教育振興財団 2024 『首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書』千葉県教育振興財団調査報告796
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ファイル
書名 首都圏中央連絡自動車道埋蔵文化財調査報告書
発行(管理)機関 (公財)千葉県教育振興財団文化財センター - 千葉県
書名かな しゅとけんちゅうおうれんらくじどうしゃどうまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 多古町加茂台遺跡
巻次 45
シリーズ名 千葉県教育振興財団調査報告
シリーズ番号 796
編著者名
編集機関
公益財団法人千葉県教育振興財団
発行機関
公益財団法人千葉県教育振興財団
発行年月日 20240319
作成機関ID
郵便番号 2840003
電話番号 0434228811
住所 千葉県四街道市鹿渡809-2
報告書種別
埋蔵文化財(遺跡等)-発掘調査・分布調査・資料調査等
資料タイプ Research Paper
発掘調査報告 掲載されている(発掘調査報告書総目録の掲載対象)
所蔵大学(NCID)
JP番号
他の電子リソース
備考
所収論文
所収遺跡
遺跡名 加茂台遺跡
遺跡名かな かもだいいせき
本内順位
遺跡所在地 千葉県香取郡多古町間倉字加茂台103-2ほか
所在地ふりがな ちばけんかとりぐんたこまちまぐらあざかもだい103-2ほか
市町村コード 12347
遺跡番号 017
北緯(日本測地系)度分秒
東経(日本測地系)度分秒
北緯(世界測地系)度分秒 354501
東経(世界測地系)度分秒 1402545
経緯度(世界測地系)10進数(自動生成) 35.750277 140.429166
※当該位置周辺を表示し、同一名称の遺跡データが存在する場合は遺跡をポイント表示します。
調査期間
20161012-20220629
調査面積(㎡)
49318
調査原因 道路建設
遺跡概要
種別
散布地
時代
旧石器
主な遺構
石器集中地点13
礫群8
主な遺物
尖頭器
角錐状石器
ナイフ形石器
削器
掻器
楔形石器
削片
剥片類
石核
磨石類
台石
特記事項
種別
散布地
時代
縄文
主な遺構
竪穴住居跡1
土坑1
陥穴7
遺物集中地点2
主な遺物
土器(早期~後期)
土製品
石鏃
石鏃未成品
石匙
楔形石器
剝片類
石核
磨石類
特記事項
種別
古墳
時代
古墳
主な遺構
円墳1
主な遺物
須恵器長頸壺
刀子
鉄鏃
琥珀製棗玉
ガラス小玉
土師器
須恵器
紡錘車
砥石
特記事項
種別
散布地
時代
奈良
主な遺構
主な遺物
土師器
須恵器
特記事項
要約  加茂台遺跡は、栗山川支流の高谷川と多古橋川が東西を流れる、標高44m前後の台地上に位置しする。旧石器時代の遺物は、13か所の石器ブロックと8か所の礫群から出土し、4枚の文化層を確認した。第1文化層は立川ローム層Ⅸ層を中心に分布する石器群で、2か所のブロックから削器、楔形石器、台石等が出土した。第2文化層はⅤ層上部からⅣ層下部に包含される石器群で、1か所のブロックから微細剥離紺のある剥片や磨石類などが出土している。第3文化層はⅣ層下部からⅢ層に包含される石器群で、8か所の石器ブロック・礫群から角錐状石器、ナイフ形石器、掻削器等が出土した。第4文化層はⅢ層から検出された石器群で、2か所のブロックからナイフ形石器等が出土している。
 縄文時代の遺構は、前期の浮島式土器を主体とした竪穴住居跡1軒と土坑1基、陥穴7基と早期の遺物集中地点1か所、早期~前期の遺物集中地点1か所を検出した。遺物は早期の土器を主体として、前期前半の土器や縄文石器が出土した。
 古墳時代の遺構として、円墳1基を検出した。墳丘は削平を受けて残っていなかったが、埋葬施設と二重周溝を検出した。埋葬施設や周溝から須恵器(長頸壺)のほか、ガラス玉や刀子などが出土している。古墳時代後期の所産と推定される。

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